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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

156千葉9区:2009/01/24(土) 20:22:43
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000230901210001
(中) 脱「根回し」、反感招く
2009年01月21日


06年1月の市長選で再選を決め、鏡開きをする細江茂光氏(中央)。政争の火種が当時からくすぶっていた=岐阜市


立命館誘致をめぐる請願を審査する市議会文教委員会=08年12月8日、同市役所

 「21世紀にふさわしい、納得性の高い議会と市役所の新しい関係を構築してまいりたいと考えております」
 初当選から約1年。細江茂光市長(60)は03年5月の臨時議会でこう言い切った。その意図は「調整・根回し型」の市政運営からの決別だった。
 岐阜市では、半世紀以上にわたり、市職員出身者が市長のいすを占めてきた。細江氏は初の民間出身者だった。
 会派領袖(りょう・しゅう)への根回しは旧来型の「長老政治」などと批判はあるが、市政運営にとっては潤滑油でもあった。市議らにとっては、歴代市長のようにコントロールできない細江氏が、独りよがりな存在に映るようになっていった。
 市岐阜商の移管計画も、根回しをせず、細江氏が06年12月の市議会で突然表明した。
 あるベテラン市議は、冒頭の発言を振り返り、「耳触りがいい『民間の論理』を振りかざしていただけ。勝手にどうぞ」と突き放す。
 細江氏の前任市長で「タネさ」の愛称で親しまれ、人柄が評判だった故浅野勇氏とは対照的な存在だった。
 細江氏が再選を果たす06年1月の市長選の数カ月前、自民、民主、公明各党の市議7人が、新幹線で東京に向かった。90年代に市助役を務めた元建設官僚に立候補を要請するためだった。
 7人は「細江不信」の1点でまとまっていた。
 だが、元官僚の擁立は失敗に終わる。結局、市長選では7人が属する3党が細江氏の推薦・支持を決め、再選を後押しする結果になった。
 それから3年たっても、7人の不信感は消えなかった。「細江が嫌いだ」と平然と言う市議もいた。
 「市岐阜商の当面の存続を求める請願」が採択された先月11日の市議会。7人は請願に賛成し、起立。細江氏の悲願である「立命館の誘致」をくじく原動力になった。
 県内の財界関係者も「立命館誘致に反対する理屈はないが、細江さんがこれまで市議や支持者の信頼を失ってきたことが、反対される事態を招いている」と指摘する。
 こうして、移管問題は細江氏の「人物評」と「政策」がない交ぜになり、袋小路に入っていった。
 市岐阜商存続派のある市議は皮肉交じりに言う。「存続を求める市議と、学校を残したいと必死になっている生徒や関係者の思いは別物だよ」
 7人のうち1人は、別の市議に、市岐阜商を当面存続させた後はどうするつもりかと問われ、こう答えたという。
 「どうもせんよ」


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