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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

155千葉9区:2009/01/24(土) 20:22:04
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000230901190002
【政争迷走 「市岐商移管」選挙】

(上) 思惑に消えた選択肢
2009年01月20日


出陣式で気勢を上げる移管派。「民意を問う」と打って出た「選挙戦」は1日で終わった=18日、岐阜市神田町6丁目

 先月28日。岐阜市内のホテルに、市立岐阜商業高校の存続を求める各会派の市議らが顔をそろえた中に、市出身で元プロ野球選手の千藤三樹男氏(61)の姿があった。
 「民意を問う」として市長を辞職した細江茂光氏(60)への対立候補として、市議会の自民党会派「市政自民同志会」の中堅市議が目を付けた。「前向きに考えさせていただきます」。立候補を求めると千藤氏はそう答え、市議らと握手を交わしたという。
 好感触を得た自民党市議らは、同じく存続派の共産党にも選挙資金の協力を要請。東京都に住む千藤氏が、選挙期間中に寝泊まりするホテルも岐阜市内に確保した。立候補表明の記者会見も今月5日に予定していた。
 この展開に驚いたのは、存続派のベテラン市議だった。勝てる候補と見込んでいた元副知事に立候補を断られたため、先月中旬以降は、次善の策として「無投票にして民意を問わせない」という作戦に転換していたからだ。
 市岐阜商の廃止と立命館への移管の是非が争点である以上、市長選に敗れれば、「市議会の判断が民意だ」と主張した存続派は立場を失いかねない。多数を維持したまま、選挙より議会で対抗した方が得策だとして「政治的勝利」にこだわった。
 さらに、移管問題をめぐって市議会会派が割れた自民党や民主党の国会議員や県議らにしてみれば、「9月までにある衆院選にデメリットが大きすぎる。静観してやり過ごしたい」(民主党県議)というのが本音だった。
 千藤氏擁立の機運は、次第にしぼんでいった。
 今月2日。自民党市議2人が東京都内に出向き、千藤氏に擁立断念を伝えた。7日には共産党も独自候補擁立を断念。「細江氏」対「存続派市議」という対立構造は消え、市岐阜商存続を訴える市民らは「受け皿」を失った。
 無投票で細江氏の3選が決まった18日夜。存続派の市議らは言った。
 「これで民意を問えたというのは早計だろう」「議会の決定は揺るがない」
 「確実に勝てる候補がいなければ無投票に」――。出直し市長選で33万人余の有権者に託されるはずの選択肢は、政治家たちの思惑の中で消えていった。
     ◇
 市岐阜商移管問題をめぐる市長選が、無投票で幕を閉じた。存続か移管かで揺れる市民の思いと裏腹に、立命館の提案から2年間、議論を続けてきたはずの市政の内幕は市民不在の「政争」だった。
(保坂知晃、磯崎こず恵、石倉徹也が担当します)


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