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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1514チバQ:2010/09/04(土) 20:41:54
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100903ddlk20010002000c.html
選挙:飯山市長選 市政の課題 歯止めかからぬ人口減 /長野
 ◇北陸新幹線延伸に期待
 8月29日告示された飯山市長選は、いずれも無所属新人で元総務省大臣官房審議官の江沢岸生氏(56)と、前副市長の足立正則氏(59)が立候補し、5日の投票日に向けて舌戦を展開している。同市は人口減少に歯止めがかからず、今年度は10年ぶりに国の過疎地域に再指定された。一方で、14年度末に開業予定の北陸新幹線飯山駅高架橋の工事が進み、地域の活性化に希望を託す。住民の期待と不安が入り交じる市政の課題を検証する。【福田智沙】

 ■財政にも影響

 県内屈指の豪雪地帯である飯山市。人口は2万3407人(8月1日現在)と、県内19市で最も少ない。ピークだった1956年の3万9966人から4割以上減り、1年に約300人ずつ減っている計算になる。人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率(4月1日現在)は30・8%で、県平均(26・4%)を超える。少子高齢化だけでなく若い世代の流出が要因だ。市は06年に「いいやま住んでみません課」を設けてUターン・Iターンの受け入れにも力を入れる。

 人口流出の歯止めには雇用確保が欠かせないが、そこにも景気低迷が影を落とす。市が分譲する3カ所の工業団地(計約38ヘクタール)は約8ヘクタールの空き地が残り、「経済情勢や雪もネックだ。他地域との競争は激しい」(市商工観光課)。産業の柱の農業、観光も低調だ。

 地域の元気のなさは、税収減などを通じて財政に直結する。市の経常収支比率(一般財源に占める経常経費の割合)は、08年度決算で93・6%。「危険ライン」とされる90%を超え、新たな事業に使える財源は予算の1割に満たない。

 「財政が逼迫(ひっぱく)すると市民サービスも低下する」(別の自治体の職員)とされ、水道料金を例に取ると県内19市で最も高い。ここにも人口減が少なからず影響している。

 ■希望の光か

 沈滞ムードの中、市が光を見いだしているのが、北陸新幹線の金沢延伸だ。東京−飯山間は1時間50分で結ばれる。飯山駅建設に合わせて、市は約100億円規模の駅周辺整備事業にも着手した。開通後は同駅に年間約95万人が乗り降りすると見込み、地域活性化の切り札とみている。

 一方、飯山が「通過駅」になる可能性を念頭に、「観光客が増えるとは思えない。首都圏からまっすぐ金沢に行ってしまうのでは」とのしらけた声も市民の間にはある。

 便の良さがかえって人口流出を加速する可能性も。県外の大学へ進学した息子がいる市内の女性(50)は「市内に仕事がない状況では、子どもに『戻らない』と言われれば仕方ない」。新幹線が停滞への「万能薬」になるかは不透明だ。


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