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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1480チバQ:2010/08/11(水) 19:17:21
http://mainichi.jp/area/nagano/archive/news/2010/08/11/20100811ddlk20010002000c.html
割れた民意:阿部県政の行く手/下 「ねじれ」議会、どう対応 /長野
 ◇民主、県議選で攻勢へ
 「信州型事業仕分けは今年中にやりたい」

 阿部守一氏は知事選の当選から一夜明けた9日、公約実現に意欲を見せた。10日には首相官邸で、菅直人首相に同様の意向を伝達。事業仕分けは守勢に立たされる民主党政権の数少ないアピールポイントでもあるだけに、首相は「ぜひ良い形のものをやってほしい」と期待を込めた。

 しかし、独自の政策実現の一方で、5021票差という薄氷の勝利を念頭に、阿部氏は次点の腰原愛正氏らの主張にも目配りを迫られる。阿部氏は「県政の安定、継続性を求めた県民も多かった。景気・雇用対策は維持したい」と述べ、阿部氏を推薦した連合長野とともに、「村井県政の経済対策の継続」を強く訴えた自民や経済団体にも配慮した。

 それでも田中前県政から4年ぶりに、阿部新知事と県議会は「ねじれ」の状態になる公算だ。各会派の知事選への対応は割れ、阿部氏を支援したのは民主・社民系の第2会派、改革・緑新。村井県政の与党のうち自民県議団と創志会、県民クラブ・公明の3会派は腰原氏を後押しした。また共産県議団とトライアル信州が支援したのは松本氏だった。

 今回の結果を受け、改革・緑新とトライアルが阿部氏支持を明らかにしたが、議会の過半数を占める自民など3会派はいずれも「是々非々で臨む」とし、野党に回る見通し。共産も野党にとどまる方向で、9月からの新県政は少数与党の不安定な船出となり、当面は野党との融和政策が不可欠だ。

 一方、阿部氏にとって有利な条件もある。昨夏の衆院選で5小選挙区を制した民主は、来春の県議選に30人規模の民主系候補を擁立する構えで、会派として県議会の過半数奪取を狙う。逆に、国政に続き県政でも野党に転落する自民は組織の立て直しが急務で、新知事に対して強気一辺倒の対応はできないからだ。

 このため就任早々から、阿部氏サイドと県議会、特に自民・公明との間で、押したり引いたりの微妙な駆け引きが始まりそうだ。まず当面の課題は副知事などの人事。さらに事業仕分けの具体化なども焦点だ。議会の過半数を占める自民など3会派からは、すでに「県の事業になじむやり方なのか」「パフォーマンスに終わるのであれば意味がない」などと批判的な声が上がる。県議会の理解を得ながら、どう「阿部カラー」を打ち出し、県民の声を予算や政策に反映させていくか。阿部氏の手腕が問われそうだ。

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 ■メモ

 県議会(定数58)の構成は10日現在、自民県議団18▽改革・緑新12▽創志会9▽共産県議団7▽県民クラブ・公明7▽トライアル信州4▽無所属1。阿部氏の与党にならないとみられる自民、創志会、県ク・公明が合計34で過半数を占める。新知事与党は改革・緑新とトライアル信州の計16にとどまっている。

毎日新聞 2010年8月11日 地方版


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