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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1479チバQ:2010/08/11(水) 19:16:53
http://mainichi.jp/area/nagano/archive/news/2010/08/10/20100810ddlk20010059000c.html
割れた民意:阿部県政の行く手/上 寄り合い所帯、決め手欠く /長野
 ◇民主支援の看板の下で
 7月22日の告示日、民主県連代表の北沢俊美防衛相は「本来負けるはずのない選挙だ」と豪語した。阿部守一氏を推薦した民主は、参院選長野選挙区で公認2氏が計約50万票を獲得。これは1人に絞った自民候補の約29万票をはるかにしのぐ。当然、「民主中心の阿部氏と、自民中心の腰原愛正氏の対決なら勝てる」との目算が生まれた。参院選から連敗を避けたい民主党本部も蓮舫行政刷新担当相をはじめ「スター級」を続々と送り込んだ。

 だが、接戦の情勢は最後まで続いた。参院選の「50万票」は、果たしてすべてが民主の票だったのか。21万票を得た高島陽子氏は県連から半ば離反して無党派に狙いを絞り、田中康夫前知事の支持者も水面下で支援していた。高島票の一部は今回、松本猛氏に流れたとみられる。

 さらに阿部氏は当初、自民系市民団体の要請で知事選に名乗りを上げた経緯があり、実は田中前知事派の一部も支援していた。民主の全面支援という表看板の下は、支援関係が錯綜(さくそう)した「寄り合い所帯」(陣営幹部)。決め手を欠いて終盤に突入した阿部陣営は、連合長野、民主のてこ入れなどで何とかしのぎきった。

 一方、参院選で勢いに乗る自民が後押しした腰原陣営だったが、皮肉にも政党対決の構図が鮮明になるにつれて、勢いをそがれた。自民、公明は県レベルで全面支援したが、党推薦は出さず、無党派の取り込みも狙って表向き「県民党」を掲げていた。だが民主党幹部や閣僚の応援が本格化すると、「自民は何をしているんだ」と党支持者から突き上げられ、党幹部の代わりに小泉進次郎衆院議員ら無党派に人気のある弁士が「個人的に」応援に入るようになった。

 しかし、自民色が強まると今度は一部県議や市町村議の動きが鈍った。陣営幹部は「地方議員は党派を超えて支援を受けている場合も多く、自民の看板では動けない人もいる」。組織力の陰りが隠せない自民のもくろみはこうして崩れた。

 松本氏も政党対決に泣いた。田中前知事派が擁立して共産の協力も得た松本氏には、事実上「共産系」と見る向きがあり、松本氏自身も「色分けは残念だった」と振り返る。田中前知事派も事実上分裂し、選対幹部は「前知事派のリーダー格がかなり阿部陣営に押さえられた。手を打つのが遅かった」と嘆いた。


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