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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1471チバQ:2010/08/10(火) 21:29:05
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100810ddlk20010051000c.html
選挙:知事選 阿部氏、薄氷の勝利(その1) 戦後最少、5021票差 /長野
 ◇閣僚、与党幹部 懸命の支援
 8日投開票の県知事選は、無所属新人の元副知事、阿部守一氏(49)が、前副知事、腰原愛正氏(63)▽前安曇野ちひろ美術館長、松本猛氏(59)の2新人を破り、初めて民主党系の知事が誕生した。阿部氏と次点の腰原氏の5021票差は、戦後民選の知事選では最少だった。投票率は52・70%で、当日有権者数は174万5560人(男84万2310人、女90万3250人)。【光田宗義、福田智沙、渡辺諒】

 民主の全面支援を受けても、薄氷の勝利だった。8日夜、開票が進むごとに1位が入れ替わるシーソーゲームを支援者らは一喜一憂して見守った。

 午後10時40分すぎ、ようやく当選確実の報が伝わり、「阿部コール」や手拍子の中、阿部氏はもみくちゃにされて迎えられた。民主、社民、連合長野、市民団体などの関係者が万歳三唱。寄り合い所帯ながらも、自民・公明の旧与党陣営を破った。阿部氏は「県民の暮らしを守る新しい県民主権の県政を全力でつくる。皆さんの声が形になる長野県をつくっていく」と高揚した表情で決意を語った。

 選挙戦を通じて、若さと26年間の行政経験に加え、しがらみのなさや清新さを強調し、信州型「事業仕分け」の導入や教育再生を訴えてきた。

 民主、社民、国民新3党の推薦を受け、閣僚や各党幹部が連日応援に駆け付け、国会議員によるローラー作戦も展開。7月の参院選で3党が得た票を積み上げれば盤石のはずだったが、世論調査などでは大接戦が伝えられた。このため、当初動きが鈍かった連合長野が傘下労組への働きかけを強め、市民団体や勝手連も懸命に駆け回った。終盤に電話作戦やポスティングで支持を訴えたことも功を奏した。

 ◇「力不足」と陳謝 腰原氏、出遅れ響く
 落選の報が伝わると、腰原氏陣営の会場はどよめきと深いため息に包まれた。腰原氏は「期待に添えず申し訳ない。私の力不足」と陳謝し、「短期間で多くの支援を受けられ、誇りに思う」とさばさばした表情。駆けつけた村井仁知事や支持者らと握手を交わした。

 村井知事の不出馬を受け、村井氏続投を求めてきた自民県議団などでつくる「信濃会」が擁立にこぎつけた腰原氏は、出馬表明が告示約2週間前の7月7日までずれ込んだ。自民、公明は県レベルで全面支援し、経済団体や首長らも後押ししたが、あとひと伸びが足りなかった。

 選対総括事務長を務めた加藤久雄・県商工会議所連合会会長は「火中の栗(くり)を拾ってもらったのに、大やけどさせてしまった。おわびしたい」と沈痛な面持ち。自民県連の石田治一郎・幹事長は「もう少し時間があればと残念だ。責任を感じる」と語った。

 ◇「政策間違ってない」 松本氏、「草の根」伸び悩み
 落選した松本氏は8日夜、松本市双葉のホールに姿を見せ、支援者を前に「多くの期待に応えられず、申し訳なかった」と陳謝した。ただ訴えてきた政策は「間違っていなかった」とし、今後の県政の行方を見定める意向も示した。

 当選した阿部氏に対しては「県民の声を十分に聞き、無駄な公共投資を見直してもらいたい。政党の言いなりにならない県政運営を」と注文をつけた。

 松本氏は、田中康夫前知事の元支持者らが擁立した。共産県委員会も実質支援したが表には出ず、市民団体を中心に「草の根」で民主、自民両方に批判的な有権者の取り込みを図ったが、阿部、腰原両氏のし烈な争いの間で伸び悩んだ。

 選対本部長の市村次夫氏は陣営の力不足を挙げた上で、「(松本氏にも、知事に)なりたいという執念が必要だった」と選挙戦を振り返った。

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 ◇開票結果(選管最終発表)
当 362,903 阿部守一 49 無新

  357,882 腰原愛正 63 無新

  189,793 松本猛  59 無新

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 ◇新知事略歴
阿部守一(あべ・しゅいち) 49 無新(1)

 [元]副知事[歴]県企画局長▽総務省自治行政局過疎対策室長▽横浜副市長▽内閣府行政刷新会議事務局次長▽東大=[民][社][国]


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