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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

131名無しさん:2009/01/17(土) 12:27:46
選挙:名古屋市長選 民主・河村氏出馬へ 好機の読み外れ−−党県連は市議団重視
http://mainichi.jp/chubu/archive/news/2009/01/16/20090116ddq041010016000c.html

 民主党の河村たかし衆院議員(60)が名古屋市長選に立候補する意向を固めた背景には、同党の候補者探しが難航する中で、出馬の環境が整いつつあるとの判断があったとみられる。だが、有権者への人気とは裏腹に、急進的な政策と一匹オオカミ的なキャラクターが生じさせた党組織との亀裂は深い。足元の市議団が対抗馬擁立方針を決めるなど、名古屋市長選は一気に波乱含みとなってきた。【影山哲也、丸山進】

 河村氏は「総理をねらう男」をキャッチフレーズに、独特の政治姿勢を取ってきた。党代表選への挑戦もその一つだが、1月初旬、毎日新聞の取材に「次の代表選も(出馬に必要な)20人(の推薦人)が集まるかどうか分からんしなあ」とぼやくなど、必ずしも中央で活躍の場に恵まれていたわけではない。

 河村氏自身「民主党が政権を取ったところで大臣のお鉢は回って来ない」(同党関係者)状況はよく分かっており、地元・名古屋の市長選は現実的な選択肢として常に念頭にあったようだ。そこへ党愛知県連の候補者選びの迷走が起こり「市長選に意欲があるのは、もはや河村さんしかいない」(河村氏周辺)という絶好のチャンスが生まれた。

 ただし、河村氏としても地元の「納得感」が得られなければ、自らの立候補が党組織の分裂を招きかねない。このため関係者によると、14日に国会内で開かれた愛知県選出の党国会議員団会議で出馬の意思を内々に示したうえで、夕方には名古屋で市議団と話し合う手順を踏んだ。だが、結果として市議団幹部が「河村さんが目指すのは市長じゃなく総理」と皮肉るなど、地元の理解を得られるには至っていない。

 県連の杉岡和明幹事長も「候補者選定は市議団の意向が第一」としており、市議団は河村氏出馬説が流れるやいなや、それをバネにして擁立候補を固めてしまった。

 今後の焦点は、党として候補を一本化できるかだが、失敗すれば政権交代を目指す衆院選を前に、党組織に深刻な亀裂を生みかねない。同党の鳩山由紀夫幹事長も「県連、市議団にすべてお任せしている」と述べており、河村氏にとって極めて厳しい状況となる可能性もある。
 ◇自民、公明にも波及

 河村たかし衆院議員が出馬した場合、過去24年にわたって共産党を除く与党相乗りが続いた名古屋市長選は、その様相を変える可能性がある。民主党内の候補者調整とともに、自民、公明両党がどう動くかが焦点だ。

 「自民党の市議団を見ているともどかしい」。同党県連会長代理の寺西学県議は、なお民主党との相乗りを模索する市議団への失望を隠さない。県連は民主党が河村氏を推薦すれば相乗り不能となるため、16日に対応を協議するが、具体的な展望はないようだ。

 自民党名古屋市議団は2年前に内紛で分裂し、市長選への同一歩調を名目に最近、再合流を決めた。しかし現実は「今も一体感はない」(同党愛知県議)のが実情。

 こうした状況に、市議団の対応に疑問を呈する寺西氏も「中央政界と同じ構図で戦わないといけない理由はない」と、独自候補擁立をあきらめざるを得ないかのように話す。

 結局、同党は「民主が本当に河村氏をやるかは分からない。民主の決定を見てから態度を決めればいい」(小林功・党県議団長)と相乗りのチャンスを待ち続けており、相乗りが不戦敗に変わるだけで終わる可能性もある。

毎日新聞 2009年1月16日 中部朝刊


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