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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1162チバQ:2010/01/29(金) 21:16:08
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000571001190001
県都の未来図


上 「バランス」がキーワード
2010年01月19日







◇◆10市町村合併後のまちづくり◆◇


 「まちづくりはバランスが重要。ぎょうざで言えば、いくら好きでも一つの具材を多く入れすぎないのと一緒」


 今月7日、再選をめざす津市の松田直久市長は、記者から得意料理を聞かれ、こんな例えをしてみせた。「バランス」は、「平成の大合併」で全国で4番目に多い10市町村で2006年に合併した新・津市を束ねる松田市政の大きなキーワードだ。


 市は、17年度までの総合計画をまとめる際、市の特性分析をした。まちづくりを考える際の強みには山や海の環境資源が挙がったが、地域の一体感の弱さが指摘された。


 旧津市の人口は16万人で、全国でも小さな県都だった。合併で約29万人になったが、広い地域の持ち味を市全体の魅力として発信できていないのが現状だ。分析を見た市政策課の担当者も「悪くもないが、売りになるような突出していいものもなかった」。


 津のまちの基礎をつくった藤堂高虎の入府400年記念事業で生まれたゆるキャラ「シロモチくん」が人気を呼び、イベントへの出演などでアピールする。また、市民活動を進める「津市げんき大学」は、巨大な「津ぎょうざ」をB級グルメとして発信。観光振興課にシティプロモーション担当を新設し、知名度の高い四日市市や伊勢市と組んだ観光PRも始めた。


 だが、観光客数は99年の515万人から07年には411万人に減った。高虎像がある津城跡に近い中心市街地も、ダイエーやジャスコの撤退に代わる集客施設が進出していない。大門交差点の07年の休日の通行量は90年の15%に激減し、旧津市以外の市民からも「中心市街地はどうなってしまうのか」と不安の声が出始めた。


 大門交差点は南北に国道23号が走る。市は、伊勢自動車道の津インターチェンジ付近と、中部空港への船のターミナルがある津なぎさまちを東西に結び、中間の大門周辺ににぎわいを取り戻そうと、昨年、新都心軸構想を作った。


 17年には市の人口の3割が65歳以上になるとの予測もあり、今後は税収の大きな伸びも期待できない。こうした構想をどう具体化し、どう民間を巻き込んでいくのか、その理念と情熱が肝心だが、松田市長をはじめ市職員には守りの姿勢が目立つ。


 大阪府の橋下徹知事や名古屋市の河村たかし市長のような強力なリーダーシップを改革の推進力にする自治体も出てきたが、松田市長は否定的だ。「派手なパフォーマンスは一長一短。特に田舎では本当に一過性に終わる危険性がある」


   ◇


 津市長選、同市議選が24日告示、31日投開票される。市の課題を探った。(連載は藤崎麻里が担当します)


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