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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1160チバQ:2010/01/29(金) 21:13:00
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20100127ddlk21010179000c.html
明日への針路:’10岐阜市長選/4 最後の一等地、岐阜大病院跡地の利用法 /岐阜
 ◇市民交え、十分議論を 市、図書館中心の計画進めるが…
 「各候補予定者から岐阜大病院跡地の利用方法について、具体的な話が出てこない。真剣に考えているのか心配ですよ」。岐阜市や大垣市の主婦や図書館司書経験者13人でつくる市民団体「図書館の未来を考える会」の田中寿子代表(60)は、もどかしい思いを口にする。

 岐阜市は、同市司町と美江寺町にまたがる岐阜大学病院跡地に図書館を中心とした施設を建設することを決めている。同会は今月、「市民とともに図書館づくりを考える懇談会の創設」など7項目について尋ねる公開質問状を各立候補予定者に送った。田中代表は「建設には市民の声を反映させてほしい」と願う。

 問題の敷地は約3ヘクタールと広大で、岐阜大医学部の前身の岐阜県公立病院と付属校が1876年、同市西野町から移転。04年6月に同市柳戸に再移転したため、空き地に。市は同年、市民から跡地利用についての意見を聞いたところ、「図書館や市役所庁舎を」との意見が67件と一番多かった。

 年間約40万人が利用する同市八ツ寺町の市立図書館が耐用年数を超え、他の中核市にある市立図書館より「圧倒的に蔵書が少ない」(野村賢司・市岐大跡地等利用審議監)ことも図書館建設を進める理由となっている。同市内にある8カ所の図書館・図書室の蔵書は計約54万冊。岐阜市の約42万1000人と人口が同程度の富山市(約41万7000人)の市立図書館は約79万冊。人口が約30万8000人の青森市の図書館は69万冊。野村審議監は「図書館は必要な施設で、集客能力もある」と強調する。

 一方、地方都市の地域経済を研究している富樫幸一・岐阜大学地域科学部教授(地理学)は「市民が運営する共同住宅を建設して公園を点在させるなど、人が住み、交流できる場所にすべきだ」と提案する。

 市によると、跡地のある京町地区に住む約2000世帯のうち、07年10月現在で65歳以上の人口は約35%(市平均約22%)。0〜14歳の若者の人口は約8%(同約14%)にとどまり、高齢化が進む。富樫教授の提案は、若い世代にも住みやすい街に変化させることで市中心部の空洞化に歯止めをかける狙いだ。

 市は、跡地の北東にある県総合庁舎や南東の県教育会館が建つ計約1ヘクタールの土地についても追加取得する方針だが、富樫教授は「ハコモノと言われる大きな建物を造るだけでは、地域の活性化にはつながらない。広大な土地を取得する必要性を説明すべきだ」と指摘する。

 岐阜大病院跡地は、岐阜市中心部で「最後の一等地」と言われる貴重な土地だ。市民を交えて十分な議論を重ねた上で、施設の建設が街の将来にどんな影響を及ぼすのか、市民に丁寧に伝える必要がある。【山田尚弘】=つづく


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