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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1146チバQ:2010/01/25(月) 21:01:31
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001001250003
裾野市長に大橋氏5選
2010年01月25日


当選が決まり、支持者に笑顔であいさつする大橋俊二氏(右)=裾野市佐野

 裾野市長選と市議補選(被選挙数2)、同市選挙区県議補選(同1)は24日投開票された。市長選は現職の大橋俊二氏(73)=無所属=が、新顔で元県議の原文雄氏(66)=無所属、民主推薦=を破り、5選を果たした。市議補選、県議補選も次々と当選者が決まった。当日有権者数(市長選・市議補選)は4万2537人。市長選の投票率は63・38%(前回52・65%)だった。


 当選を決めた大橋氏は、同市佐野の選挙事務所に集まった支持者らを前に、「責任の重さを感じます。赤ちゃんからお年寄りまで安心して快適に住める街、とりわけ高齢者には、裾野にいれば何も心配ないと余生を楽しめる街を、必ず作ります」と抱負を語った。


 大橋氏は、0歳から中学3年生までを対象にした医療費の無料化や、小学校低学年の多人数学級に対する教師2人の配置などの「実績」を訴えることに重点を置いて選挙戦を展開。多選批判は「いい施策を展開し、市民のためになっていればいいのでは」とかわし、これまで培ってきた後援会組織や農協、婦人団体などを地道に固めた。


 原氏は民主党の全面的な支援を受けて、労組を中心とした運動を繰り広げた。「社会構造が激しく変化する中、行政の『継続』は通用しない。新しいリーダーの下で新しい市政を」などと「変革」を訴えたが、及ばなかった。


 原氏は同市平松の選挙事務所で「裾野を変革していこうという強いうねりと大きな力を借りることができたが、自らの非力ゆえに皆様に迷惑をおかけした」などと語った。






 《解説》


 「継続か、変化か」が争点になった市長選は、大橋氏の「実績」に軍配が上がった。小児科医から市長になった大橋氏は、県内で初めて中学3年生までの医療費無料化に踏み切るなど福祉政策を中心に成果を上げてきた。市民はそこに信頼を寄せたといえる。


 「5選は長すぎる」と大橋氏を批判した原氏は、民主党の全面的な支援を受け、知事選・衆院選と続いた「政権交代」の波に乗ることを運動の中心に据えた。同市を選挙区内に持つ細野豪志衆院議員が頻繁に選挙区に入ったほか、前原誠司・国交相、渡部恒三・元衆院副議長らが応援に駆けつけ、「民主=変革」を印象づけようとした。しかし、市長選という身近な選挙で市民は実績を選んだ。


 一方で、大橋氏が築いてきた実績は、市内に大企業の工場や研究所を多く抱える恵まれた経済環境の中で実現したものだったことも事実だ。2008年度決算で約33億円だった法人市民税は、09年度は2億5千万円に落ち込むことが予想されている。こうした中、大橋氏が掲げた医療費無料化の高校3年生までの拡大や高齢者の医療費補助増額は大きな負担が予想される。


 約86億円(09年度)ある財政調整基金の取り崩しも、このままの経済状況が続けば数年で底がみえる。「集大成」の5期目は、これまで経験したことのない厳しい市政運営が待っている。(菅尾保)


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