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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

246千葉9区:2009/05/28(木) 20:10:12
>>196
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090527-OYT8T01129.htm
衆院選絡み 候補選び混迷
健康不安「5選」動向注目
 28日で、藤田知事の4期目の任期満了まで、残すところ半年間の節目を迎える。県議会各会派の思惑が複雑に絡み合い、入院中の知事の健康不安と、衆院の解散・総選挙の動向も加わって、候補者選びは混沌(こんとん)とした状況が続いている。(澤本浩二)

 「これを運命というんかなあ」。4月17日夜、ある自民党県議は藤田知事急病の知らせを携帯電話で受けて、つぶやいた。知事は18日に県立広島病院に入院し、直腸がんと判明。手術は成功し、6月上旬の公務復帰を目指す。「知事が勇退の花道とするかどうか。それが問題じゃ」。県議は、藤田知事の出方を注視する。

 参院議員から転身し、4期16年目となる藤田知事。2006年に後援会の選挙対策費疑惑が浮上し、県議会から、2度の辞職勧告決議を受けた。だが、真相は明らかにならず、県議会は昨秋、選対費疑惑の調査を終結。その直後、「知事は5選を目指しているらしい」という噂(うわさ)が流れた。

 しかし、首長の多選に批判が集まる中で、各党とも藤田知事を推薦する見込みは薄い。07年の県議選で知事批判を展開した県議も多く、「とても藤田さんの応援でマイクを握れない」(新人県議)のが本音だ。

 それでも、「5選」の噂が広がった背景には、藤田知事を担ぐことでできた県議会内のバランスを維持したい思惑が見え隠れする。

 現在、県議会の自民党系会派は自民刷新会議(16人)、自民党議員会(15人)、4月に3会派が合流した自民党広志会(8人)と新自民会(1人)、自民党良政会(1人)の5つあり、計41人が所属する。他の会派は、民主党系や社民党系で作る民主県政会(15人)、公明党(6人)、つばさ(2人)、共産(1人)。

 藤田知事との距離で見ると、自民刷新会議や民主県政会などが“知事与党”で、自民党議員会などが“野党”。自民党系が割れ、半数近くが国政で対立する民主党、社民党系と手を結ぶ、ねじれ状態にある。

 自民党系の県議には知事選の候補者選びを、自民の合流につながる好機と期待する声が少なくない。「民主との呉越同舟でええというもんはおらん。『国と地方の事情は違う』なんて言い逃れは、有権者には通じん」と自民党系の若手県議は力を込める。

 自民党系県議の間では、知事選の新人候補に、県幹部を経験した現役官僚、他県の副知事らの名前が挙がる。衆院選を目前に控える現職代議士に、転身を期待する声もある。

 既に擁立の動きも見えるが、一枚岩になれない自民党の現状が交渉にブレーキを掛ける。「誰が立つかは問題じゃない。そいつをどの会派が連れてくるか、が肝心なんだ」。あるベテラン県議は、自嘲(じちょう)気味に語った。

 民主党は、次期衆院選で躍進すれば、知事選での独自候補の擁立に期待が高まるのは必至だが、動きは鈍い。県議の数で圧倒的に自民党に劣る現状では、独自候補が当選しても、県議会の運営は厳しいからだ。民主党系の県議は言う。「うちが独自候補を立てれば、自民が一本化する絶好の大義名分を与えてしまう。『敵の敵は味方』だよ」

 共産党は、労働組合などと共に候補擁立に向けて調整している。同党県委員会は「県議会内の事情で候補を選んでは、県民は置き去りにされる」と、他党の動きを批判する。

 経済危機が、県の経済や雇用に暗い影を落とす。地方分権が進めば、県、そして知事の責務はますます重くなる。議会内の力学ばかりが前面に出るのではなく、政策論争に火花を散らす選挙戦が行われるか、残された時間はあまりない。

(2009年5月28日 読売新聞)


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