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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2256チバQ:2014/03/19(水) 23:09:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20140317-OYT8T01153.htm
<倉吉市長選>上 市街地空洞化歯止めを



休日の午後にも関わらず、ほとんど人通りのない中心市街地。人を呼び込む仕掛けづくりが求められている(倉吉市堺町で)  三朝、はわい、東郷……。JR倉吉駅のロータリーには、周辺の温泉地から旅館の送迎バスが集まる。京阪神と県を結ぶ特急「スーパーはくと」の始発駅。県中部の玄関口だが、北側は驚くほどひっそりしている。

 約5000平方メートルもの空き地が、その象徴だ。大半を所有する市は昨年9〜11月、土地を開発する民間事業者を公募したが、市の担当者は「問い合わせすら1件もなかった」と嘆く。今年1月、6月末までの期間で始めた再募集でも、いまだ反応はない。

 空洞化は深刻で、市の代表的な観光地・白壁土蔵群がある国の重要伝統的建造物群保存地区の周辺でも空き店舗が目立ちつつある。市の調査では、周辺で営業する店舗は2009年度末の201軒から12年度末時点で142軒に減少。経営者の高齢化や買い物客が国道沿いの大型店舗に移ったことにより、3年間で3割近くが廃業した。

 04年に市と商工会議所が始めた「チャレンジショップ事業」も特効薬にはなっていない。起業希望者が土蔵群周辺の空き店舗を月5000円程度で最長1年借りられるが、利用者の定着には困難を伴う。

 沖縄の伝統楽器「三線(さんしん)」や食品を扱う「くらよし かりゆし」を経営する谷本安弘さん(48)は、3月末の契約終了を前に周辺の空き店舗への移転を検討したが、結局、約1キロ東の倉吉パークスクエアに移ることにした。

 理由は建物の老朽化。谷本さんによると、修理して店舗として使うには水回りなどの改修で数百万円は必要だったという。現在、100万円を上限とした改修補助の制度もあるが、「市中心部の空き店舗を活用するなら、補助額を上げる必要がある」と訴える。

 中心市街地では、相次いで撤退した商業施設の活用も課題だ。市は01年に閉店した衣料量販店「たからや」の土地と建物を無償で譲り受け、04年からNPOなどの市民活動の拠点として使用してきた。しかし、建物にアスベスト(石綿)が使用されていたことなどから昨年3月で使用を停止。14年度中には解体を終える予定だ。

 約4100平方メートルの敷地は暫定的に観光駐車場とする案が浮上しているものの、本格的な活用策は未定。08年に閉店した総合小売店「ホテイ堂」についても4階建ての建物が閉店当時の状態で残っており、約2500平方メートルの敷地も含め、活用に向けた具体的な動きはない。

 県東部は鳥取道の開通後、鳥取市を中心に企業進出の動きが相次ぎ、県西部は年間200万人以上の観光客を集める「水木しげるロード」(境港市)、スカイマークの米子空港就航でも注目されている。県の東西を結ぶ山陰道や北条湯原道路(北栄町―岡山県真庭市)などの交通網整備が進む中、倉吉市が通過点とならないための仕掛けづくりが求められている。



 昨年10月、市制施行60周年を迎えた倉吉市。23日の市長選告示を前に〈還暦〉を過ぎた市の課題を探る。

(2014年3月18日 読売新聞)


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