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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

866チバQ:2010/05/09(日) 21:35:39
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2010/05/09/20100509ddlk28010206000c.html
市政どこへ:西宮市長選を前に/下 関西学院大法学部・山田真裕教授に聞く /兵庫
 ◇税金の使い道に関心を−−候補者の訴えに耳傾けて
 9日に告示を迎える西宮市長選。元衆院議員の大前繁雄氏(67)▽元副市長の河野昌弘氏(64)▽元川西市職員の野々村竜太郎氏(43)−−の三つどもえが予想されている。関西学院大法学部の山田真裕教授(44)=政治過程論=は、今回の選挙でどんな点に注目しているのか。過去の低投票率や西宮の土地柄を踏まえ、話を聞いた。【聞き手・津久井達】

 阪神間の中間にあり、ベッドタウンの役割を果たす西宮市は、震災復興の過程で積極的に人口流入の政策をとってきた。「安全で安心なまち」という、評価はとても高い。

 一方で、住民が市政への関心が強いかといえば、国会議員は知っていても市議の顔は知らないなど落差がある。通常、住民の流動性の高い街は投票率が落ちやすい。ただ政治的関心が低い街は、問題が政治化する前に止まってしまう。政争で二分されず、平和を享受しているともいえる。政治に関心が向かなくても暮らせる街は、実は幸せかもしれない。

 市政に関心を持ってもらうためには、生活と予算配分とのかかわりを伝えていくしかない。情報がいくらあっても自分の生活に大切だと思わなければ、有権者は選挙に目を向けない。子育て世代は保育施設、幼稚園、小中学校に関心がある。そういうところから意見が生まれる。

 自治体の首長選挙で、浮動票をかっさらって当選する候補者が増えている。阪神間で同じ現象が起きるのかは分からないが、支持政党がない有権者が、投票総数の中でマジョリティー(多数派)になっていることは間違いない。候補者はそこから上手に得票できるかが、問われている。

 棄権を選択するのは自由だが、白紙委任と一緒。その結果、市政がどんな方向にいっても文句は言えない。魅力的な候補者がいない、差別化が難しいという問題はあるかもしれないが、白票でもいいから投票した方が候補者にメッセージが伝わる。西宮に長く住みたいと思うのであれば、誰が何を訴えているのかに耳を傾けて、自分たちの税金の使い道に興味を持つことが大事だ。

 3割くらいの有権者の投票で市長が決まるのは、やはり健全ではない。誰が選ばれるとしても、50%を超えるくらいの投票率で新市長が決まることを期待している。(談)

〔阪神版〕


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