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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

864チバQ:2010/05/09(日) 21:33:59
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2010/05/05/20100505ddlk28010195000c.html
市政どこへ:西宮市長選を前に/上 市議会 /兵庫
 ◇混乱回避へ、候補模索
 「市政を着実に進めるのは、河野さんしかいない」。西宮市の山田知前市長(76)が健康上の問題を理由に、辞職届を提出してから1週間がたった先月7日。議会内で河野昌弘前副市長(64)を、ベテラン市議約10人が囲んだ。市長選への出馬を迫る市議に、河野氏は態度を保留。だが、河野氏は同20日に立候補を表明した。市職員出身者を担ごうとする、与党会派の市議らの思惑通りに進んだ。

 山田前市長が昨年11月に肺がんで入院して以降、元衆院議員の大前繁雄氏(67)と、元県議(64)が出馬の準備を進めていたことは、市議の間では周知の事実だった。

 「これまで議会は円滑に進んできた。名古屋市のように、市長と議会が対立したら混乱する」。市職員出身ではない2人の一騎打ちになることへの危機感が広がり、与党会派の市議らの選択肢は、市役所生え抜きの河野前副市長に絞られた。

 西宮市は92年以降、馬場順三氏、山田前市長と元市職員が5期にわたり市長を務め、いずれも民主、自民、公明、社民(96年までは社会)など共産を除く主な政党の推薦を受けて選挙を戦った。80〜92年の八木米次市長時代、当時の社会党が予算案が審議される度に反対票を投じたのは、もう昔の話だ。

 馬場氏1期目の95年に発生した阪神大震災が、市長と議会の対立を避けようとする、今の形を強固にした。震災復興に投じられたのは10年間で4000億円以上。4割が市債で賄われた。ある市議が「あれだけの借金を抱えるには、力を合わせることが必要だった」と話すように、予算案の可決が最優先され、議場が紛糾する場面はほとんどなかった。

 「10年前の市長選でも、大半の市議は山田さんを応援した。毎回、同じような動きがあるので驚かない」。大前氏は先月26日の出馬会見で、一連の市議らの動きについて強気の姿勢を見せた。

 大前氏は00年11月の同市長選で、山田前市長に28票差で惜敗。03年の衆院選では、当時社民党の党首だった土井たか子氏を破っている。ただ、今回の市長選で当選した場合の議会運営を尋ねられると「一番頭の痛い問題」と本音を語った。

 同市長選には、元川西市職員の野々村竜太郎氏(43)も立候補を予定するが、当初、出馬に前向きだった元県議は、与党会派の市議らの結束を見て断念。野党会派の共産は「突然の市長辞職で時間がなかった」として、候補擁立を見送る方針を決めた。ただ、ある共産市議は、一連の与党会派の動きを皮肉った。「無難な道を選ぶ西宮市議会らしい」

   ◇

 市長の辞職に伴う西宮市長選は9日告示、16日投開票される。人口48万人の中核市は、どこへ向かおうとしているのか。動きを追った。【津久井達】

〔阪神版〕


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