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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7502OS5:2023/02/04(土) 11:31:47
 奈良県で有権者が多い自治体は、大阪に近い奈良市やベッドタウンの生駒市だ。維新は勝負になると判断した選挙区には、徹底的に人材を集中させる戦術を取ってきた。今回は、吉村洋文・大阪府知事が応援に入ることも検討しており、さらに勢いがつく可能性がある。

 岸田政権の中では「罷免(ひめん)発言」などで浮いた感もある高市氏だが、今後、総裁の椅子を狙うのであれば奈良県知事選は重要な戦いになる。荒井氏と高市氏が「二大巨頭」と呼ばれている奈良の政界。本来であれば、一本化に向けた道筋をきっちりとつけるべきだったが、高市氏は平木氏を引っ張ってくる前に、荒井氏への「根回し」ができていなかったとの見方だ。

 荒井氏は国土交通省の官僚から海上保安庁長官を務め、奈良県選出の参院議員を1期経験した後に知事に転身という経歴で、政界にも顔が利く。

「荒井氏は東京への陳情、予算要望でも国会議員に頼らず、独自の人脈で動く人。参院議員時代は宏池会に所属し、古賀誠元幹事長とは非常に近く、二階俊博元幹事長とも仲がいい。昨年12月に二階氏らと東京で面会した荒井氏は『ぜひ頑張ってほしいと激励を受けた』とあちこちで話している。平木氏の推薦をひっくり返そうと根回しをしているとの情報もあります」(前出・自民党の奈良県連幹部)

 自民党のある国会議員は、こう話す。

「永田町では、地元の荒井氏を抑えられない高市氏の手腕に“疑問符”がついている印象もある。保守分裂となったら維新に知事をとられかねない。とにかく一本化しないとダメ。高市氏の立場からすると『平木氏で』となるが荒井氏も策士。二階氏だけではなく、古賀氏や亀井静香氏といった大物が動いているとも言われていて、状況は混沌(こんとん)としている」

 知事選をめぐってのゴタゴタは、昨年11月の和歌山県知事選が記憶に新しい。自民党県連はいったんは世耕弘成・参院幹事長が推す総務官僚の推薦を決めたが、二階氏がそれをひっくり返し、別の候補者の推薦をとりまとめた。その「豪腕」は健在だ。

 こうした情勢について、自民党の政調担当を長く務めた政治評論家の田村重信氏は、

「高市氏は、候補者を一本化するために汗をかいて、実現させれば評価される。逆に大物議員が動いてまとめられなかった場合、『負けた』『地元もまとめられない』といったマイナスイメージにつながる。地元でしっかりと仕事ができるか、高市氏にとっては正念場だ」

 と指摘し、こうした見方を示す。

「高市氏は無派閥で確固たる支持層がない。知事選で維新に負けるようなことがあれば高市氏の党内での評価は一気に下がり、総裁の椅子も遠のく」

(AERA dot.編集部・今西憲之)


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