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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7295チバQ:2022/04/20(水) 11:54:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/8325b799b82c117db6f7f4aae9775468e5f7a188
過疎、高齢化…町議選、定数割れ 町民「何言っても届かない」 兵庫
4/19(火) 11:15配信

毎日新聞
空欄が目立った兵庫県神河町議選の掲示板=同町で、2022年4月15日午前10時55分、喜田奈那撮影

 兵庫県内で最も少ない人口1万767人の神河町で、任期満了に伴う12日告示の町議選(定数12)で立候補した11人が無投票で当選した。9人は60歳以上で、女性はゼロだった。町関係者は「高齢で議員を務められない人がいるうえ、若者は政治に興味がない」とこぼし、定数割れとなった町議選は過疎地域での議員の成り手不足を浮き彫りにした。

 神河町は2005年に神崎町と大河内町が合併して誕生。16年3月末で約1万1900人だった人口は、22年3月末で1万767人に減少。25年にも1万人を切ると予測され、国から過疎地域に指定されている。

 県内の市町議選で定数割れで無投票となったのは、1994年の旧温泉町、2004年の旧一宮町に続き、3例目となった。

 神河町の議員報酬は月22万5000円。兼業は認められているが、議会に長時間拘束されるため両立が難しい。自営業を営む町議はいるものの、会社員との兼業はいない。町関係者は「子育て世代が仕事を辞めて町議を目指す環境が整っていない」と指摘。人口減少に加え、待遇面が議員のなり手不足に拍車を掛ける。

 自営業の男性(40)は「定数割れと聞いて、いよいよ町が廃れてきたと思う。だからと言って自分が選挙に出ようとは思わない」。洋服店を営む男性(80)は「選挙で選ばれた人が責任を持って町政をやるべきだ」と話す。

 ◇当選町議の反応はさまざま

 町議会は人口減少に対応し、06年に16だった定数を段階的に削減してきた。今回の町議選の告示前は健康上の理由による辞職や死亡、町長選への立候補で欠員となり、9人での議会運営を余儀なくされていた。ただ、町民から「現状の定数より町議が少なくても問題はないのではないか」との声が上がる。

 18日に当選証書を受け取った町議の反応はさまざまだ。6期目となり議長経験もある安部重助氏(74)は「町の面積が広いので、人口が少ないといえども意見を聞くためにはある程度の人数は必要」と強調。定数削減について「慎重に考えるべきだ」と述べた。

 初当選した木村秀幸氏(35)は「『何を言っても届かない』と諦めている町民がいる。自分が町民の窓口になりたい」と意気込む。議員報酬だけでは「生活が苦しい」と考え、2年前に住宅メンテナンス会社を起業。業績を軌道に乗せてから、町議選に立候補した。議会などへの出席に伴い1日2000円が支給される費用弁償について初めて知ったといい、「町民が気付かない点を公開して、町政に関心を呼び込む活動をしたい」と話す。

 町民の多くは、にぎわいの創出や人口減少への対策を求めている。だが、取材を進めると、町政に期待できず、諦めを感じている町民が多かった。この点について安部氏に見解を問うと「自分も肌で感じている」とし、「国や県への要望活動に力を入れて、何とか町の発展につなげたい」と話した。【喜田奈那】


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