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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7267チバQ:2022/03/30(水) 17:56:47
2人擁立という計算ミス
 市長選と同日に行われた市議補選に2人擁立したのもミスといえるだろう。最も勢いがあった昨年の衆議院選での比例票数から判断しても、2人の当選は不可能だ。

 「しかしそれが、維新ゆえの策ではなかったか」と、上述の自民党関係者は分析する。「補選に2人出したのは市長選を盛り上げることが目的で、規定路線は1人当選。もう1人については今回の補選を予行演習として、来年の市議選に回せばいい」。

 ならばなおさら、2人擁立は失敗だ。候補を1人に絞っていれば、当選は確実だったからだ。ある西宮市関係者は「そもそも維新の計算が狂ったのは、宮本恵子氏が出馬したからではないか」と述べている。

 3人の子供を持つシングルマザーで3万2713票を獲得して当選した宮本氏は、市議だった夫を昨年7月に亡くしている。その遺志を受け継いだ宮本氏は立憲民主党の推薦を得たが、支持はそれ以外にも広がった。「宮本氏が出馬しなかったら、維新は1議席を獲得したはず」と同関係者は語った。自民党関係者も「宮本氏は強かった」と評価する。

雨の中で見えた緩み
 選挙戦最終日に大阪市の松井一郎市長あるいは吉村知事を投入して勢いを上げることが維新の常套手段だが、26日に吉村知事が西宮市内で応援演説したのに完敗したことについて、上述の自民党関係者はこう述べている。

「街宣の場所は甲子園前のららぽーと。甲子園野球の試合が行われていれば、演説するのに良い場所だ。しかしこの日は雨天のため、2つの試合が翌日に延期された。にもかかわらず、場所が変更されていないとは、いったい維新はやる気があるのか」

 日本維新の会は3月27日に党大会を開き、今夏の参議院選で改選議席を倍増させ、来年の統一地方選の後に600名以上の地方議員を有し、次期衆議院選で野党第一党になるという野心たっぷりの目標を掲げた。だが全てが実現する前に、結党以来党の要となってきた松井市長が退場する可能性もないわけではない。そうした危機を維新はどう乗り切るつもりなのか。

 その行動指針が「不思議の勝ち」のみに基づくものでないことを、国民のひとりとして願うばかりだ。


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