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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6809チバQ:2020/10/10(土) 20:13:38
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-134142.html
<継続か刷新か 野洲市長選を前に>(上) 新病院の整備計画
2020/10/09 05:00中日新聞Web

<継続か刷新か 野洲市長選を前に>(上) 新病院の整備計画

JR野洲駅南口に広がる、新病院の建設予定地。現行の計画では23年度中の開院を目指している=野洲市小篠原で

(中日新聞Web)

 四年前の野洲市長選で、新病院の整備問題は最大の争点だった。結果は、JR野洲駅前での建設計画を掲げた現職が三選。その後の市議選で議員構成が替わり、新病院問題は市長案に賛同する議員が過半を占めた。駅前に新病院を建設する是非を問う住民投票は、投票率が50%に達せず不成立。駅前での建設に、支障はなくなったはずだった。

 それがなぜ、今回の市長選でも新病院問題がクローズアップされているのか。

 昨年十一月十四日午前、市に衝撃が走った。新病院の建設工事にかかる一般競争入札が不調に終わった。市は建物の規模を縮小する方針を示し、設計を見直し、再入札に向けた準備を進めている。

 市が定めた予定限度額は八十五億円。応札額とは十二億円(税込み)もの開きがあった。建設資材の高騰、技術作業員不足と働き方改革に伴う労務単価の上昇、そして消費税率の改定。「トリプルパンチだった」。入札不調に終わった背景を、市長派の市議の一人はこう説明した。

 市内唯一の総合病院として、地域医療を担ってきた野洲病院は、慢性的な経営難に陥っていた。旧野洲町時代の一九八五年度から三年間で、町は病院を運営する特定医療法人に九億円を貸し付け、その後も支援を続けてきた。

 昨年、野洲病院が市立化されるに当たり、この特定医療法人は解散。その時点で未償還金が二億二千万円余に上るなど市財政のアキレス腱(けん)にもなっていた。病院問題を巡る複数の訴訟が係争中で、二〇一一年以降、病院問題は紆余曲折(うよきょくせつ)を繰り返してきた=別表参照。

 ただ、市長選に立候補を予定する現職、新人は、ともに「新病院は必要」と意見は一致する。一方、建設予定地や整備手法を巡っては、主張に隔たりがある。

 市の計画案に賛成する東郷克己市議は「現在地で病院運営を続けながらの建て替えは、スペースの面でも機能の面でも不可能。市民に継続した医療は提供できない」と指摘する。

 市は病院の市立化に伴い、医療従事者を市職員(公務員)として採用し、経営の再建を進めている。新病院の運営主体は近い将来、地方独立行政法人への移行が前提で、運営形態が替わると医療従事者は非公務員となる。

 市の計画案に反対する立入三千男市議は「病院は必要だが、自治体が病院経営に手を出すべきではない。収支計画の見通しも甘く、借金を子や孫の代に残しかねない」と批判する。

 市立病院に通院する市南部在住で、元教員の六十代男性は「(立候補を予定する)二人の主張とも理解できるが、利用者としては早く新病院を整備してほしい」と願う。選挙の結果次第では、現在想定している建設予定地や運営形態が替わるケースも考えられる。将来を見据えた、最良の選択とは-。市民は一票に託すしかない。 (松瀬晴行)


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