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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6166チバQ:2018/10/18(木) 10:39:32
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20181012-OYTNT50263.html
府議定数見直し 見送り
2018年10月13日

 ◇7月から検討 「逆転現象」解消されず

 ◇専門家「もっと早く議論を」

 来春の統一地方選に向けた府議会の議員定数(60)や選挙区の見直しが見送られることになった。人口の多い選挙区より少ない方が定数が多い「逆転現象」を解消するため、主要会派が7月から検討してきたが、「時間切れ」で意見がまとまらなかった。専門家からは「もっと早くから議論すべきだ」との批判が上がっている。(川崎陽子)

 府議会の定数は2003年の府議選以降、逆転現象の解消などを目的に4年ごとに見直されてきた。是正が行われないのは1999年以来20年ぶりとなる。

 今回焦点になったのは、25選挙区のうち木津川市と精華町、和束町、笠置町、南山城村の5市町村で構成する「木津川市・相楽郡」(定数2)。人口は11万7192人と、「中京区」(定数3)の10万9341人、「南区」(定数3)の9万9927人を上回るにもかかわらず、定数は1少ない。ほかに逆転現象が起きている選挙区はないという。

 和束町を除く地元の4市町村議会が3〜6月に定数増を求める決議を行ったのを受け、府議会は7月12日、自民、共産、府民(府民クラブ)、公明の主要4会派で構成する議会運営委員会の小委員会を設置し、見直しの議論を開始。住民への周知期間を確保するため、今月3日を期限に設定した。

 最大会派の自民は当初、中京、南両区のいずれかの定数を1減らし、木津川市・相楽郡を1増やす「1増1減」などを提案したが、中京、南両区に現職がいる府民や公明が慎重姿勢を示し、議論が進まなかった。

 期限まで1週間を切った9月28日、自民は木津川市・相楽郡の定数2を維持したまま、精華町を定数1の単独区として分区する「1増」案を提示。定数増に伴う支出を抑えるため、政務活動費の削減も合わせて提案した。

 ところが、精華町以外の4市町村の首長と議長が「分区は地域を分断する」として反対を表明。自民は11月2日の会期末までの継続審議を呼びかけたが、他会派は「これ以上の検討は日程的に厳しい」などと応じず、議論は今月3日で打ち切られた。

 小委員会の委員長を務めた石田宗久府議(自民)は「土台となる案を作るのに時間がかかり、地元への根回しも十分ではなかった」と振り返った。

 木津川市・相楽郡と南区の比較で最大1・76倍となっている「1票の格差」も現状のままとなる。

 同志社大大学院の新川達郎教授(地方自治論)は「府政に地域の声を偏りなく反映するには、議員をできる限り平等に出すことが必要だ。選挙の日程はわかっているのだから、もっと早く検討を始めることはできたはず。格差を是正しようという府議会の熱意が足りないと言われても仕方がない」と指摘している。

2018年10月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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