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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6139チバQ:2018/08/16(木) 23:27:45
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180816000202
政活費で高額の棚や自著購入 京都、使途の説明不十分印刷用画面を開く
京都市議会のホームページで公開されている政務活動費の報告書。視察の調査成果はわずか6行しか記載がない
京都市議会のホームページで公開されている政務活動費の報告書。視察の調査成果はわずか6行しか記載がない
 政務活動費は時に議員の「第2の給料」と揶揄(やゆ)され、必要性そのものを疑問視する声が根強くある。一方で、議員活動には多くの経費がかかる側面があるのも事実だ。住民の理解を得るためには使途に関する丁寧な説明が欠かせないが、2017年度の京都府議と京都市議の収支報告書を見ると、視察や物品購入などに多額の政活費を充てながら、説明責任を果たしていない議員も散見される。

 自民党府議3人は昨年6月、茶や日本酒など「京都関連産業の動向と可能性に関する実態調査」として、米国を視察。交通費と宿泊費の計155万6034円を全額、政活費から支出した。

 3人はそれぞれA4判7枚の報告書を添付したが、現地企業の取り組みや歴史などの報告にとどまり、このうち6枚は3人ともほぼ同じ内容だった。視察をどう府議会や府政に生かすかについても「得た教訓と示唆を一般にも発信し、日米関係重視のスタンスを確かなものにしていける」といった抽象的な表現が目立った。

 京都市議も昨年7月末、高知県で開かれた情報通信技術(ICT)に関するセミナーに参加し、ホテル代と交通費計4万5120円の全額を政活費から出したが、調査成果に関する項目は箇条書きでわずか6行。しかも内容は「ペーパーレスが可能」「大都市では導入にコストがかかる」といった程度だ。市議は「何でも文字に起こせばいいわけではなく、直接聞いてもらえれば具体的な成果を示すことはできる」と釈明する。

 複数の市議は、夏まつりやペタンク大会など地域行事に出席するための駐車場代に支出した。一人は「猛暑の影響などの情報収集やスポーツ振興につながる政務活動だ」と主張した。自著2冊を購入した公明党市議は「自転車政策の研修会で使う資料として買った。印税は私の懐には入らない」、コミュニケーションに関する書籍を購入した無所属市議は「高圧的に自説を主張する人にどう対応すべきか参考にするため」とそれぞれ話すが、いずれも報告書だけでは支出の必要性は分かりにくい。

 金額の妥当性に疑問符がつく支出も。国民・みらい市議は書類などを収納する木製棚6台を政活費で購入。オーダーメードのため、金額は38万8千円に上った。市議は「適当な棚が見つからなかった。結果として高額になり、認識が甘かった」と反省の弁を述べた。

 同志社大の真山達志教授は「領収書や資料の添付だけでなく、視察や調査の結果を議会での質問にどう反映させ、どんな政策立案につながったかを示すべき」と指摘し、議員に説明責任を果たすよう求める。

 批判や誤解を避けるため、使途を限定する議員や、政活費を一切使わないようにした議員もいる。タクシー代と携帯電話料金への支出を控えている自民市議は「公私の境界が曖昧で、疑義が生じかねない」と説明する。

 別のベテラン自民市議は15年度以降、政活費をまったく使わず、3年分の全額計1440万円(年480万円)を市に返還している。「厳しい市財政に貢献でき、身を切る改革として説得力をもって有権者に伝えられる」と理由を述べた上で、「市政報告の配布をやめ、車移動を自転車に切り替えたが、その分、市民と直接話す機会を増やした。やり方を工夫すれば議員給与で十分」と強調する。

【 2018年08月16日 22時20分


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