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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

6062チバQ:2018/06/04(月) 19:12:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180603-00000026-kyt-l26
議員定数、何人が適正? 人口減、京都府北部で削減相次ぐ
6/3(日) 19:30配信 京都新聞
議員定数、何人が適正? 人口減、京都府北部で削減相次ぐ
京都府北部市町議会の議員定数
 京都府北部の市町議会で議員定数の削減が相次いでいる。「議員は何人が適正なのか?」。削減論が浮上した綾部市議会は5月、是非について市民から意見を聞く議会報告会「市民と議会のつどい」を開いたが、市民の間でも意見は割れた。
 「削減に反対。議員が減ったら、過疎地の要望が反映されない懸念がある」「議員を減らして多様な民意をくみ取れるのか?」「(削減して)少数精鋭に。玄人の議員が欲しい。報酬を上げ、きちんとした人を市議にするのが一番だ」「人口減少と財政難を考え、身の丈にあった人数に削減を」-。
 5月10〜21日、綾部市市民センター(同市並松町)など市内12カ所で開かれた「市民と議会のつどい」。市議会の定数削減の是非について意見を求められると、多くの会場で市民が次々と発言した。
 綾部市議会は、現在18の議員定数を1以上削減するよう求める陳情を市民有志から受け、「つどい」を開催したが賛否は割れた。4月に行った市民アンケートでも、現定数を「適当」と答えたのが44・1%、「不適当」が53・7%だった。
 府北部の各市町議会では、人口減と行政の財政難を受けて削減論が台頭し、ドミノ倒しのように定数減が進むが、背景には議員のなり手不足もある。伊根町議会では14年選挙で欠員が生じた。綾部市でも、定数減に賛成の市民や市議から「無投票は避けるべき」との意見が出た。
 元逗子市長で福知山公立大の富野暉一郎副学長(地方自治論)は、議員が何人必要かを考える基準として「女性、会社員、地域に詳しいといった人が議員になり、多様な価値観がまちの運営に反映されているか」を挙げる。「選挙を成立させるために定員を減らすのは民主主義の危機。議員が徐々に減り、弱体化した末に出てくるのは議会不要論。『議会の役割とは何か?』といった議論が議会と市民の間で日ごろから必要」と安易な削減に警鐘を鳴らす。
 綾部市のつどいでは、参加者は大半が男性の自治会関係者だったが、子育て中の母親の発言もあった。「周りの30代、40代は、このつどいが開かれていることさえ知らない。保育園や小学校でやってほしいことはたくさんあるのに」。
 綾部市議会議会運営委員会は5月28日、定数1以上減を求めた陳情を不採択とし、8月の市議選は定数18のまま実施される見通しとなった。ただ、つどいでの各市民の発言のように、多彩で質の高い議員をいかに確保し、市民との距離を縮めていくかは課題として残る。
 綾部市議会は、子育て世代などさまざまな市民の声を積極的に聞く「広報広聴委員会」の活動を市議選後に本格化する。人口減が進む府北部の各市町議会では、定数削減が今後も議論される可能性が高く、綾部市議会でも「人口が3万人を割れば議論は再燃する」と話す議員もいる。議会の存在意義を市民が実感し、財政削減だけの議論で終わらない政治風土をいかに醸成するかが、各議会に問われている。


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