したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5989チバQ:2018/04/17(火) 21:57:00
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2018/nishinomiyasityou/news/201804/0011139445.shtml
2018/4/6 17:30
混乱の先に〜西宮市長選【上】“今村票”の行方
 「結局、ここは何になるんやったかな」。買い物に行く途中、近所に住む男性(75)は広大な空き地を見やった。

 国道2号と阪急今津線阪神国道駅前に面した2・6ヘクタールの更地。いわゆるアサヒビール西宮工場跡地の一部。現在は、兵庫県西宮市立中央病院と県立西宮病院を統合させる新病院の建設候補地だ。統合を視野に入れた市と県の協議が続くが、3年半近く更地のまま。長年「へそのないまち」と言われてきた西宮に出現した“一等地”。ここが、前回2014年の市長選で最大の争点の舞台となった。

◆  ◆

 8年前にさかのぼる。10年9月に工場閉鎖が決まってから、市は跡地の活用を模索する。当時、全体で10・1ヘクタールあった土地のうち西側3・8ヘクタールを市が購入し、老朽化が進む市立病院や中央体育館、西宮消防署の移転新築や、多目的・防災公園などの整備方針を決める。当時の現職河野昌弘氏(72)が計画をまとめ、前回市長選直前の14年3月に市議会で予算案も可決された。

 総事業費262億円の大規模構想。それに待ったをかけたのが、市議から市長選に立候補した前市長、今村岳司氏(45)だった。計画を「時代遅れの無駄遣い」と言い切り、選挙公約で白紙撤回を主張。土地の用途は民間のアイデアに委ねると訴え、争点化した。結果、今村氏は6万票近くを得て初当選。政党推薦を受け、2期目を目指した河野氏らを制し、「西宮全員の勝利」と宣言した。

◆  ◆

 しかし就任後、今村氏は迷走する。就任時こそ市は工場跡地を購入しないと表明したが、市議会の反発などを受けて方針転換。二転三転した末に、自らも構想していた市立病院と県立病院の統合病院建設候補地として15年2月、跡地西端の2・6ヘクタールを市の外郭団体に55億円で購入させた。

 契約には、5年後の20年3月末までに県立病院との統合が決まらなければ、不動産会社が同額で買い戻すという特約が付いた。今村氏は「計画をそのまま推進する以外の政策は、全て白紙撤回と言える」とし、公約は守ったと強調した。

 議会と対立を繰り返し、“不良自慢”などの言動で注目を集めた今村氏。今年1月には、新聞記者に「殺すぞ」と発言し、騒動の末2月に辞職した。

◆  ◆

 「若くて、色々な公約があって。さまざまな課題を打開してくれると思った」。保育園児と小学生の子ども2人を育てる主婦(42)は前回選挙で今村氏に1票を投じたが、「改革」が空回りした今、釈然としない思いを抱える。「工場跡地の公約を取り下げて、あんな辞め方なんてがっかり」と話す。

 前回選挙で、敗れた河野氏を支援した市議の一人は今村氏を「白か黒か。争点をつくって、現職批判を展開する主張が若い世代に響いたのだろう」と振り返る。

 今回、市長選に立候補を表明した6人はいずれも無所属の新人。市長の資質や市政の信頼回復も問われる中、4年前に戦後最年少市長を誕生させた“今村票”と残された課題の行方は混沌としている。



 任期途中での市長辞任を受け、8日に告示される西宮市長選と市議補選。人口減少が進む中、西宮は良好な住環境や教育環境から人口の流入が続く。堅調に見える、まちの課題と将来を考えたい。(初鹿野俊)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板