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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5546チバQ:2017/04/23(日) 17:34:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170422ddlk30010424000c.html
<選挙>県内首長選、相次ぐ無投票当選 金銭・時間、ハードル高く 「危機感薄い有権者にも責任」 /和歌山
04月22日 15:34毎日新聞

 県内の首長選挙で無投票当選が相次いでいる。昨年あった11市町村長選では4市町、今年もこれまでの3市町のうち2市が無投票となっている。

 当選者に共通するのは、いずれも在職期間の長い現職であること。選挙戦となった残りの8市町村長選で新人が現職を破ったのは、3度目の挑戦で元町職員が競り勝った昨年6月の古座川町長選のみだった。

 9日に現職の神出政巳市長が無投票で4選した海南市では、3月14日の陣営向け説明会の前日、「挑戦状」と題した封書が市役所に届いた。市長選出馬をほのめかす内容に神出氏の陣営には一時緊張が走ったが、結局動きはなく、旧市時代を含め6回連続、神出氏にとっては5回連続の無投票となった。旧市の市長選で2回敗れた後、初当選した神出氏は「無投票が続いていることに批判もあるとは思う。だが現職相手(に出るの)は難しい、というのは確かにある」と話す。

 選挙活動の費用、安易な出馬を防ぐために設けられている供託金制度も、出馬のハードルを高くしている。

 昨年6月の古座川町長選で供託金50万円を没収された建設コンサルタント、満石公二さん(59)は、「お金も大変だが、時間的な犠牲が大きい。それまでの仕事など、全てを捨てる必要があった」と振り返る。名古屋市在住だった満石さんは告示半年前から同町に通い詰め、昨年3月末に当時の勤務先を辞めて選挙に集中した。選挙カーやポスターの費用は全て自分持ち。結局200万円近い出費になった。

 「これでは意欲があっても若い人は普通出られない。次々に出られる環境があれば、現職に勝てなかったとしても議論は活性化するはず」と話す。

 無投票で当選を重ねることへの批判は多い。昨年10月の岩出市長選で2回連続で現職と一騎打ちを演じて敗れた尾和弘一市議(70)は「有権者に選択肢を示す必要があった。無投票が続けば現職はどうしてもワンマンになる」と指摘する。

 一方で、県内で無投票が続くのは、有権者にも責任の一端はあると満石さんは感じている。「『(町政を)変えてほしくない』と言う人もいた。町の財政も過疎もこれほど厳しい状態なのに、危機感の薄さが新人の出馬を難しくしている。現職に人気がある、という単純な話ではないはず」と訴える。【稲生陽】

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 ■ことば

 ◇選挙にかかる費用

 公職選挙法は、候補者が市長選で100万円、町村長選で50万円を事前に供託することを定めており、得票が有効票の10分の1未満ならば全額没収される。市長選は10分の1以上の得票があれば選挙カーのレンタル費用や運転手、選挙ポスターなどの費用を公費で賄えることになっているが、町村長選は全て候補者が負担しなければならない。

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 ■昨年以降の県内首長選挙の無投票当選

自治体  告示日   当選者

    【2016年】

由良町  4月19日 現職(3期目)=2回連続

湯浅町  8月23日 現職(3期目)

有田市  8月28日 現職(3期目)=2回連続

みなべ町 9月27日 現職(3期目)=3回連続

    【2017年】

海南市  4月 9日 現職(4期目)=旧市時代を含め5回連続

田辺市  4月16日 現職(4期目)


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