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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

528チバQ:2009/10/18(日) 20:26:54
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20091017ddlk30010354000c.html
新宮市の課題:09市長選を前に/上 市街地活性化 /和歌山
 ◇商店街再生のビジョンを
 那智勝浦町との合併頓挫後の新宮市長選は、「市の行く末を決める」と有権者から重要視されている。市街地の空洞化、少子高齢化による過疎化の波。紀南の中核都市としての求心力が低下する中、まちづくりのビジョンが求められる。【神門稔】

 市中心部にある商店街は、仲之町、駅前本通り、丹鶴の三つ。いずれもシャッターが閉まったままの空き店舗が少なくない。新宮商工会議所によると、総店舗数は仲之町84、駅前本通り62、丹鶴40。空き店舗率は26・3%にのぼる。

 製紙会社の撤退に加え、郊外に広い駐車場を備えた大手スーパーが出店し、3商店街には逆風が吹き続けた。中心部にあった市医療センターの郊外移転を、「あれで一気に人通りがなくなった」と話す商店主もいる。

 駅前本通り振興組合理事の筒井三輝朗さん(64)は、父の後を継ぎ文具店を営み約40年になる。「新宮駅から市内の勤務先へ、会社員が商店街に3、4列の長い列をつくって向かっていた。通っていた丹鶴小への登校時は、その列にスッと入るのが楽しみだった」とにぎわった往時を振り返る。駅前本通り商店街の空き店舗率は30%を超えている。「低価格競争やネット販売の普及などが広がり、従来の商いの方法では顧客をつなぎ止める事は出来ない。生活基盤が揺らいでいる」と危機感を募らせる。

 市は先月、中心市街地の整備計画づくりに向けた庁内検討会を立ち上げた。都市建設、文化振興、企画調整などの課長で構成する研究チームだ。14年春に完成する予定の文化複合施設(文化ホール、図書館、熊野学センター)の集客力を期待し、人の流れをつくり商店街を活性化する計画だ。

 しかし、検討もスタートしたばかり。市都市計画審議会会長でもある筒井さんは「商店街再生を含めたまちづくりビジョンが、市には出来ていない。商業者、行政、専門家の3者によるプロジェクトチームの立ち上げが急務だ」と提言する。

http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20091018ddlk30010235000c.html
新宮市の課題:09市長選を前に/下 新宮港第2期工事 /和歌山
 ◇売却見込み、7割立たず
 地球深部探査船「ちきゅう」(7万5000トン)が停泊中の新宮港佐野第3号岸壁。その後背地に広がる34万6500平方メートルの埋め立て地で進む「新宮港第2期工事」。市は、紀南地方の物流拠点として港湾機能の充実を図り、新たな企業立地に対応した港湾を目指す。経済・雇用対策の目玉として期待する総事業費170億円の大プロジェクトだ。

 造成工事は継続中で来春には完了の予定。市土地開発公社は、岸壁・港湾施設を除いた工業用地約16万9000平方メートルについて、05年度から分譲を始めた。しかし分譲は低調で、売却できたのは3社分の4万9200平方メートルだけ。7割にあたる土地は現在も売却の見込みは立っていない。

 地元の会社役員(50)は「景気後退の中、国土軸から外れたアクセスの不利な場所に進出する企業が、将来的にもあるとは思えない」と疑問を投げかける。さらに「売れる見込みのない造成をしても、財政負担を増やし塩漬け土地になるだけ」「造成費用から算出した坪単価10万9000円は高額過ぎる」と厳しく指摘した。市企業誘致対策課は「名古屋方面の企業に的を絞って訪問し誘致活動に力を入れているが、昨年のリーマン・ショック以降は一層厳しくなった」と嘆く。

 公社によると、市の債務保証を受けて銀行から約61億円を借り入れ事業を進めているが、08年度末で借入金は約50億6000万円が残っている。市は「国は自治体に対し公社なども含めた連結決算導入を求めており、トータルでの財政運営が必要だ。第2期工事で多くの土地が売れ残る事になれば、公社の負債は将来、市の財政を圧迫する可能性があり、大きな課題だ」と認める。視界不良のなか動いている大事業を、どう切り盛りするのか。新市長の手腕が問われる。


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