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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5079チバQ:2015/11/26(木) 00:12:16
http://www.sankei.com/west/news/151124/wst1511240008-n1.html
2015.11.24 05:00
【再起動〜ポスト橋下時代へ(中)】
崩れていく大阪維新包囲網…自民 民主 共産一枚岩ほど遠く





(1/3ページ)【維新の党】

大阪ダブル選の勝利から一夜明け、囲み取材に応じる松井一郎府知事(左)と吉村洋文・次期大阪市長=23日、大阪市北区
 大阪維新の会の圧勝に終わったダブル選から一夜明けた23日朝、大阪・ミナミの南海難波駅前。2日前の選挙戦最終日の夜、大阪維新代表の橋下徹ら目当ての聴衆で埋め尽くされたこの場所で、自民党推薦で市長選に出馬し、敗れた元市議の柳本顕は、まばらな人通りを前にマイクを握った。

 「私の力不足で十分な理解を得られなかったが、歩んできたこの道に悔いはない」。言葉は前向きだが、表情には激戦の疲れがにじみ出ていた。

 5月の住民投票で大阪都構想を廃案に追い込んだ自民。ダブル選で一つでも取れば都構想議論に完全に終止符を打てると照準を定めたのが、ポスト橋下をめぐる市長選だった。そこに住民投票で反対派の旗頭となった柳本を送り込んだ。

 「住民投票で連携した公明や共産、民主の理解が得られやすい」。陣営のもくろみ通り、共産党府委員会は独自候補の擁立を見送り、自主支援を表明。民主党府連も支援を決定した。「オール大阪」を旗印にした住民投票と同様の「大阪維新包囲網」が整いつつあった。

  招いた野合批判

 ところが、すぐにほころびが出始める。「自民色が強すぎる。これでは動きにくい」。民主関係者は不満の矛先を、ダブル選直前に自民府連会長となった衆院議員の中山泰秀に向けた。

 中山は、住民投票で他党との連携態勢を官房長官の菅(すが)義偉(よしひで)らに批判されたことを意識し、「足元を固める戦い。他党に応援を頼むことはない」と強調。応援は自民本部にのみ求め、街頭などで「自民党総裁、安倍晋三に成り代わりお礼を申し上げる」と繰り返した。

 幹事長の谷垣禎一や地方創生担当相の石破茂ら「党の顔」が次々と応援に入り、一定の挙党態勢は演出できた。ただ、橋下らと気脈を通じる首相の安倍や菅からは「打倒大阪維新」の明確な肉声が大阪で発せられることはなかった。

 「左のポケットに票を入れるより、右から出ていかないようにしたかった。だが結局、両方からこぼれ落ちてしまった」。自民府連関係者はそう嘆いた。

 微妙な“連携”は、橋下らによる強烈な野合批判を招いた。産経新聞の出口調査では、市長選で自民支持層の3割が、知事選では5割近くが大阪維新に流れた。

  各党バラバラに

 一枚岩になれなかった非維新勢力は、大敗で瓦解(がかい)の様相を呈している。

 自民府議は「この結果をみれば、今われわれが何かできる立場にないのは明白だ」と消沈し、民主府連の幹部は「各党との関係にけじめがついた」と“イチ抜け”を示唆した。共産だけが「維新政治との対決姿勢では一致している」(府委員会幹部)という状況だ。

 自主投票を決め込んだ公明党府本部幹部は大勢判明後、すぐに大阪維新幹部に電話を入れた。「最後まで自主投票でいってくれてありがとう」と礼を述べる維新幹部に「丁寧にやらなあかん。暴走したらあかんぞ」とクギを刺したという。

 国政選挙との絡みで大阪維新との関係には他党よりも神経をとがらせる公明。一部市議らが水面下で柳本支援に動いたが、選挙戦では絶えず橋下の目を気にし、自民の演説会に訪れる際はマスクで顔を隠す議員もいた。

 大阪維新の圧勝劇を目の当たりにした22日夜の公明府本部(大阪市西区)。記者会見場への階段を下りる途中、悔しそうな表情をみせる市議に周りの幹部らは念を押した。「『残念です』とか『声かけが弱かった』みたいなことは言うな」

 会見で、佐藤茂樹府本部代表は、大阪維新が議論を進めるとする大阪都構想について「(住民投票が行われた)5月17日に出したものと同じ程度の物であるならば論外」としながらも、「どういう内容の案を出されていくのかが、大事になってくる」と含みを残した。(敬称略)


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