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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4883チバQ:2015/10/16(金) 18:51:20
 昨年、〝号泣会見〟で衝撃を与えた野々村竜太郎・元兵庫県議は、領収書の数字を1桁付け加えるなど稚拙な手口が目立ったが、自民党神戸では複雑かつ組織的に裏金づくりが行われていたとみられる。

 事実であれば、悪質性は野々村元県議をはるかに上回る。

証言に目立つ食い違い

 この事態を受け、市議会は再発防止と真相解明に向け、正副議長を含めた市議計15人で構成される「政務活動費の適正使用に関する検討会」を設置。裏帳簿や裏口座のコピーの記録をもとに、当時の市議や裏帳簿を記載した元政務調査員の女性事務員ら関係者計13人から事情を聴いた。

 それぞれの証言内容は大きく食い違った。

 女性事務員が、大野氏と、当時の幹事長だった岡島市議の指示で、裏帳簿の出入金を記録したと証言し、「途中から怪しい金と思った」と説明した。

 しかし、当時団長だった浜崎為司市議=現在は別会派=は「一切見たことがないし、知らない」と否定。岡島市議も裏帳簿の存在を最近まで知らなかったとした上で、「管理していた政務調査員と大野氏はツーカーの関係でよく相談していた。陣中見舞いの金額も大野氏の裁量で決めていた」と主張した。

 また、裏帳簿の支出項目についての証言もそれぞれ違った。

 27年1月に「議員12名に各50万円手渡す」と記載された陣中見舞いについては、5人が受領を認めたものの、7人は「もらっていない」と否定。鳴門市でのゴルフ代7人分約26万円は、大野氏を除く6人全員が「(会派の金ではなく)会費を払った」と説明した。

 明らかになっているのは裏帳簿や裏口座のコピーで、原本ではないため、信頼性は不明だ。さらに、検討会では単純な記憶違いとは思えないほど証言の食い違いが大きく、真相解明どころか、さらに疑念が深まった。

「政治家として全員失格」

 検討会は、裏通帳や裏口座をもとに、自民党神戸が22〜26年度に流用した政活費が計約3180万円に上ると推計。この事実をもとに、市議会は虚偽公文書作成・同行使罪で、容疑者不詳のまま兵庫県警に告発状を提出。後に、領収書で収支を特定できる計約2100万円分に変更して再提出した。

 政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大法学部の上脇博之教授(憲法学)は「疑惑の真相解明に向け、百条委員会など全てをやり尽くした上で刑事告発するなら分かるが、手立てを尽くさないままでの告発は、他人任せと言わざるを得ない」と指摘する。

 一方、検討会で証言した自民党神戸の関係者全員が関与を否定したことについては「政治は結果責任。複数が関与したのは明らかな状況で、誰も責任を取ろうとしないのは、政治家として全員失格ではないか」と切り捨てた。

 ある市議は「県警は遅かれ早かれ告発を受理するだろう」と話しており、近く刑事責任の追及に向けた県警の捜査が始まる可能性が高いとみられている。


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