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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

473名無しさん:2009/10/04(日) 11:20:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091003/lcl0910032018013-n1.htm

大阪市の「本気度」、不信感根強く…WTC問題 (1/3ページ)
2009.10.3 20:17
 大阪市の第三セクタービル「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、住之江区)への大阪府庁移転をめぐる論戦が始まった府議会で、WTC周辺のまちづくりに向けた市の「本気度」が再び焦点になっている。「移転は市の開発失敗の尻ぬぐいになる」といった府議会側の根強い不信感が背景にあるが、本気度という言葉が移転反対の理由づけに使われている側面も見え隠れする。市からは「何をもって本気と受け止めるのか」と困惑の声も上がる。


いらだつ市長

 「私は『大阪市の本気度』という言葉が大嫌い」

 先月29日に開かれた市議会決算委員会。WTC周辺の活性化に向けた施策や姿勢をただした公明会派の市議への答弁で、平松邦夫市長が突然、感情をあらわにした。アナウンサー時代に培った温厚な語り口からの豹変(ひょうへん)に、委員会室はざわめいた。

 平松市長にとって、WTCへの府庁移転の意義は、市が抱える「負の遺産」の整理といった目先の問題ではない。「関西全体の浮上、そして成長著しい東・南アジア地域に対する窓口になりうるベイエリアの将来像を見据えれば最良の選択」との思いがある。

 だからこそ今夏、更生管財人の要請を機に橋下徹知事にWTCビルの購入と府庁移転を正式に要請。さらに自らの主導で、市・府・経済界トップでWTC周辺の活性化を協議する「夢洲・咲洲地区まちづくり推進協議会」を設置した。

 しかし府庁移転関連議案が否決された半年前に続いて今回も府議会から「市の本気度が見えない」と批判の矛先が向けられ、平松市長はいらだちを募らせたようだ。


「夢物語」との落差

 先月15日の協議会初会合で注目を集めたのは市の本気度だった。市は今後5年間での100億円規模の投資計画を提示し、アクセス改善に向けた咲洲トンネル無料化など現実的なプランを示し、官民一体の企業誘致協働チームの設置も提案した。一方、橋下知事がぶち上げたのは、1千億円の投資が必要なJR桜島線のWTCまでの延伸や法整備が条件となるカジノ誘致構想などの「夢物語」だ。

 府と活性化案の調整を進めた市幹部は「府の案は年内に結論を出さなければならない府庁移転とは時間軸が異なる。府は何とかインパクトを出したいのだろうが、市は現実にできることしか約束はできない」と語る。


経済界の協力は…

 市がインパクトの強い案を打ち出せない背景には、これまでのベイエリア開発の“反省”がある。

 市は昭和63年のバブル期に開発計画「テクノポート大阪」(総事業費=官民で総額2兆2千億円)をまとめた。咲洲、夢洲、舞洲の3つの人工島計775ヘクタールに国際交易や情報通信、先端技術開発などの機能を集積し、新都心を建設する構想で、巨額の公費を投じた。しかしバブル崩壊もあって企業誘致などは進まず、平成13年の大阪五輪招致失敗を経て、平松市長が昨年9月に計画終結を宣言した。

 「公共投資を少なく抑え、官民で知恵を出しながら活性化を実現させる」。平松市長は最近、記者会見などの場で「知恵」という言葉をよく使う。財政難で投資の財源のない市が特に期待するのは、経済界の積極的な協力だ。

 だが、協議会の初会合に出席した関西経済連合会の下妻博会長は「まずは政治主導で絵を描いてほしい」と突き放し、官民の「温度差」が浮かび上がった。

 協議会は今月中旬に開く第2回会合で中間とりまとめを行う。市の「本気度」を問い続ける府議会を納得させるベイエリアの将来像をどう描くのか。市の覚悟が問われている。


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