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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4705チバQ:2015/08/24(月) 22:07:06
http://www.sankei.com/west/news/150822/wst1508220019-n1.html
2015.8.22 06:00

大阪再生、どこへ行く…維新VS自民 大阪ダブル選まで3カ月 決着をつけるのは有権者





(1/3ページ)【維新の党】

大阪ダブル選をめぐる各党の関係
 大阪維新の会と大阪の自民党の対立で、大阪の政治が停滞している。5月の住民投票で頓挫した「大阪都構想」に代わり、大阪再生を担うことが期待された大阪府、大阪市、堺市の首長と議員計30人による「大阪戦略調整会議」(大阪会議)は、本題の成長戦略の議論に入れないまま暗礁に乗り上げた。都構想への再挑戦を主張し始めた維新と、それに猛反発する自民の双方が歩み寄る様子はなく、11月22日投開票の府知事と大阪市長のダブル選挙で、有権者が決着をつけるしかない情勢になりつつある。

からむ双方の思惑

 「今は昼あんどんで行く」

 7月下旬の夜、大阪市。維新関係者との酒席で府知事への再選出馬の可能性を問われた維新の松井一郎幹事長は、こううそぶいた。

 主君の敵討ち計画を隠すため遊興にふけった赤穂浪士の大石内蔵助に自身をなぞらえる松井氏の姿から、側近議員は「攻勢に出るのは9月」と受け取った。

 維新を牽引した橋下徹代表(大阪市長)の政界引退を控え、求心力のある松井氏の知事選出馬を求める府議、市議は多い。市長選への独自候補擁立を求める声も日増しに強まっている。

 そんな維新の動向を注視する自民は、府連内部に温度差がある。国会議員の一部は「官邸に近い松井氏との全面対決は避けたい」として維新も乗れる候補者探しに奔走する。一方、都構想で矢面に立って維新と戦った市議団は対決色を強め、住民投票の反対派の旗頭を務めた柳本顕(あきら)市議団幹事長の市長選擁立に動く。府議団も独自に知事選の候補者を探す。

吹き飛んだ雪解け

 住民投票で都構想への反対が僅差で賛成を上回った直後は、雪解けムードが漂っていた。橋下氏が「ノーサイド」、柳本氏が「対立から調和へ」と語った。自民が提案した大阪会議の設置条例には、維新も賛成し、府、大阪市、堺市の3議会でスピード可決した。

 雲行きが怪しくなったのは大阪会議で取り上げる議題をめぐり、双方の隔たりが明らかになってからだ。維新側は、大阪会議は、大阪府、大阪市の大学統合や港湾管理の一元化などを掲げた都構想の対案だとして、二重行政の解消を議題とすべきだ-と主張。これに自民側は、無駄な二重行政は存在せず、成長戦略などを協議すべきだ-と反発した。

 7月24日の初会合は、大阪会議を都構想の対案と規約に位置づけるか否かで紛糾し、物別れ。8月13日に招集された第2回会合は自民、共産党の委員と竹山修身(おさみ)堺市長の欠席により、会議の成立に必要な出席者の数が足らず、流会した。

都構想再挑戦論も

 橋下氏は「今後は最大会派の維新も欠席戦術を取り得る」と宣言。次回開催の見通しが立たなくなり、維新内部で「都構想に再挑戦すべきだ」という声が上がり始めている。

 企業の流出、交通網整備の遅れ、学力低迷、貧困世帯数の高止まり…。数ある大阪の再生に必要な課題を議論しないまま、都構想か、大阪会議か-という課題解決の枠組みをめぐり攻防を繰り広げる維新と自民の対立で、大阪の未来は見通せなくなっている。公明党が事態打開に動く気配もなく、膠(こう)着(ちゃく)状態はダブル選まで続きそうだ。

 維新内部でささやかれる都構想の再挑戦には、府知事選と市長選の双方で勝利することが、再び住民投票を行う環境づくりの最低条件とする見方が強い。

 裏を返せば、自民は府知事選と市長選のどちらか一方でも勝利すれば、都構想復活の芽を摘める。その場合、大阪会議の再開を模索することになりそうだ。


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