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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4547チバQ:2015/05/22(金) 07:58:35
http://www.sankei.com/west/news/150522/wst1505220013-n1.html
2015.5.22 06:25
【大阪都構想・舞台裏】
最後の“切り札”は素通りした…安倍首相「来阪10分」自民・維新の“神経戦”

 大阪都構想の決戦前日、最後の“切り札”をめぐり水面下で激しい攻防が起きていた。住民投票を翌日に控えた16日、都構想に一定の理解を示していたとされる安倍晋三首相が公務の移動で大阪のターミナル駅に立ち寄った。都構想反対の自民党大阪府連は首相が大阪維新の会幹部と接触して賛成が勢いづくことを警戒し、維新側には首相との遭遇という好機をうかがう動きがあった。微妙な時期だけに憶測を呼んだものの、結局、大阪を素通りした首相。関係者が「勝負を左右した」と振り返る神経戦を再現する。

 16日午後1時ごろ、大阪市中央区の南海電鉄難波駅。特急電車がとまるホームには人だかりができていた。「安倍さーん」と歓声が飛び、特急の車窓からは首相が笑顔をのぞかせ手を振っていた。

 そんな駅周辺には自民府連関係者の姿があった。維新代表の橋下徹市長か幹事長の松井一郎大阪府知事が首相と接触するとの噂が流れ、それを阻止するために駆けつけていた。

有名な人寄こせ

 その4日前、市内のホテルで開かれた府連の会議は切迫していた。「首相が関西に来る日程があるようだが、(応援に)来られないのか」。維新と最前線で戦う市議が府連会長の竹本直一衆院議員に詰め寄った。

 直前に新聞各社が行った世論調査では反対がリード。だが自民関係者は大阪の選挙で維新が見せてきたラストスパートを目の当たりにしており、誰も楽観視していなかった。首相の応援はのどから手が出るほど欲しかった。

 「首相のことは官邸を通じて頼んでいるが、かなうかどうか分からない。党本部からは田中和徳組織運動本部長がくるが、有名な人を寄越してくれと言っておいた」。竹本氏の返事にも焦りがにじんだ。

 かねてから府連には憲法改正論議などを背景に、橋下氏と気脈を通じる首相や官邸への不満が渦巻いている。会議前日には菅義偉(すが・よしひで)官房長官が、共産党とともに反対運動を展開する府連を「個人的には全く理解できない」と批判していた。

 応援要請に応じようとしない官邸。府連側が疑念を膨らませる中、維新側が、関西入りする首相と接触を試みるのではないかとの情報が流れた。「それだけは避けなければいけない」。府連は警戒モードに入った。

2ショット狙え

 「ここで首相と大々的に接触し、メディアに報じられれば勝負を決められる」。追い上げムードだった維新側には、首相来阪を絶好のチャンスととらえる向きがあった。

 首相は16日朝、神戸で阪神大震災の復興状況を視察。その後、車で南海難波駅に移動し、同駅から特急で和歌山に向かう日程が組まれていた。

 難波駅前は、橋下氏、松井氏が選挙のたびに第一声や最終演説を行うおなじみの場所。そこで首相と並ぶことができれば、自民支持層を一気に切り崩せるとの思惑があった。

 警護が多数つく橋下氏は動きが制限されるため、松井氏が首相と会い、追跡取材をしているマスコミにツーショットを撮らせるプランが持ち上がった。しかし最後は維新幹部の判断でとりやめになったとされる。

 首相の駅滞在時間は約10分。首相を乗せた特急がゆっくりと滑り出すと、自民府連関係者は安堵(あんど)した。

 住民投票の結果は僅差で反対多数となった。維新関係者はこう悔しがった。

 「首相と会うことさえできていれば、情勢は変わっていたはずだ」


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