したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4381チバQ:2015/04/24(金) 23:12:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk30010553000c.html
議会を問う:統一地方選後半戦/下 政務活動費巡り 視察で支給、議員も賛否 /和歌山
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 ◇交通費補助を/政策の費用に
 昨夏に当時の兵庫県議の不適切な使い方が問題視された政務活動費。だが、和歌山県内30市町村のうち有田市や岩出市など16市町村の議会では政務活動費は支給されていない。常任委員会や議会全体レベルでの視察は行くことができるが、2011年の前回統一地方選以降、この16市町村議会が宿泊を含む県外視察に出た回数は、ほとんどが年1回程度にとどまる。若手議員からは「全て自費では勉強も難しい。若者が議会に挑戦するにはハードルが高すぎる」と支給を求める声もある。

 支給している14市町の支給額は月額10万円の和歌山市だけが飛び抜けており、他は多くても月額2万円。「高校生のお小遣い程度」(ある町議)の月額5000円という町も多いが、それでも交通費の補助としては大きいという。

 有田市議会ではここ数年、月額1万円の政務活動費を支給してはどうかという議論が続いている。市議会では二つある常任委員会がそれぞれ年1回、2泊3日の視察旅行に出ており、行き先は先進自治体の視察などが多いという。支給に賛成する若手市議は「東京などの都市部では専門家を招いた勉強会も開かれている。経験を積むためそういう場にも積極的に参加したいが、費用の工面が難しい」とこぼす。同市議会の議員報酬は月額42万円。同市より人口の多い紀の川市や岩出市よりも高いものの、情報収集や選挙活動にも費用がかかるため、生活のためには議員活動を制限せざるを得ないと感じている。

 一方、全国各地で政務活動費の不適切な使い方が明るみになった昨夏以降、議員に対する市民の視線はより厳しくなった。有田市議会でも「何もかも市に負担してもらうのではなく、自費でやったらどうか」と政務活動費の支給に反対する声もある。この市議は「政務活動費よりも、今月から対象を広げた子ども医療費無償化のように市民の負担を減らし、有田市に住みたいと思ってもらうことに費用をかける方が有意義だ」と主張する。

 また、政務活動費を支給する以上は、使途の明確化や成果をどう説明するかが重要な問題だ。不透明な支出や成果の見えない視察は批判の対象にもなる。別のベテラン市議は「現場に行かないと何も分からないわけでなく、通信機器がこれだけ発達した今、百聞は一見にしかずの時代は終わっている」と話し、「現地視察するとしても、事前にどれだけ勉強して目的を持って行けたか、市政に少しでも還元できたかが何よりも大切だ」と議員の努力の必要性を訴えている。【道岡美波、稲生陽】

==============

 ■30市町村議会の政務活動費

自治体名  定数 政務活動費(月額)

和歌山市  38 10万円

海南市   22 2万円

橋本市   22 2万円

有田市   15 なし

御坊市   14 1万円

田辺市   22 2万円

新宮市   17 1万円

紀の川市  22 なし

岩出市   16 なし

紀美野町  14 5000円

かつらぎ町 14 なし

九度山町  12 なし

高野町   11 なし

湯浅町   10 年間5万円

広川町   10 6000円

有田川町  16 6000円

美浜町   10 なし

日高町   11 なし

由良町   10 なし

印南町   12 なし

みなべ町  14 なし

日高川町  12 なし

白浜町   14 1万5000円

上富田町  12 6000円

すさみ町  10 5000円

那智勝浦町 12 なし

太地町   10 なし

古座川町  10 なし

北山村    6 なし

串本町   15 年間20万円


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板