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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4309チバQ:2015/04/19(日) 12:03:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk28010448000c.html
53万都市の行方:姫路市長・市議選を前に/下 連携中枢都市圏 「姫路に一極集中」懸念も /兵庫
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 ◇人口維持、試される調整力
 「今後より一層、播磨圏域の市町が団結し、活力を維持・向上させていく」。今月5日あった播磨圏域連携中枢都市圏の連携協約合同調印式。主導した姫路市の石見利勝市長は近隣市町長らが居並ぶ会場で、新たな広域連携の意義を強調した。

 人口減少対策として総務省が進める連携中枢都市圏構想。播磨圏域は▽姫路▽相生▽加古川▽高砂▽加西▽宍粟▽たつの▽稲美▽播磨▽市川▽福崎▽神河▽太子▽上郡▽佐用の7市8町が参加する。

 圏域の総人口は約128万人(2010年の国勢調査)に及ぶが、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では▽20年約122万人▽30年約113万人▽40年約103万人と減少。一方、65歳以上の高齢化率(10年22・5%)は▽20年28・7%▽30年30・4%▽40年34・2%と高まる。

 総務省によると、▽経済成長けん引▽高次都市機能集積・強化▽生活関連機能サービス向上で、圏域の中心都市が近隣自治体と連携し、人口維持を図るという。播磨圏域の連携事業にも広域的な医療体制整備や交通網構築、産業育成や企業誘致が盛り込まれ、姫路市は「人口減少の防波堤」を目指すと意気込む。

 ただ、連携は容易ではない。中播の商工関係者は「東京や大阪の代わりに姫路に人や物が一極集中してしまうのでは」と危ぶむ。懸念の払拭に努めるかのように、播磨圏域連携中枢都市圏ビジョンには姫路市と近隣市町が「対等な関係のもと独立的・主体的に連携」と明記。総務省の構想推進要綱も「市町村合併を推進するためのものではない」と予防線を張るが、批判的な姫路市議は「連携ありきの形で話が進み、住民説明が不十分だった」と指摘。「国の誘導策。将来的な自治体統廃合の布石ではないか」と紙背を読む。

 地理的に温度差もある。西播の赤穂市は上郡町、岡山県備前市と定住自立圏に取り組んでおり、「現時点では財政的なメリットが見込まれない」と姫路市との連携協約をためらう。東播は住民意識として「姫路より神戸の方を向いている」とも言われ、ある加古川市議は「財政負担が生じないなら(連携中枢都市圏は)あってよいという程度。理念のようなもの」と実効性を疑う。播磨が共存共栄に向け一枚岩になれるか、姫路市の調整能力が試されている。【岸川弘明、高橋一隆】

〔播磨・姫路版〕


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