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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4083チバQ:2015/03/11(水) 07:37:08
http://www.sankei.com/west/news/150303/wst1503030009-n1.html
2015.3.3 09:00
【地方議員のすがた(2)】
政活費ならぬ生活費!? 号泣県議の〝功罪〟…透明化に逆行の使途拡大明らかに





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政務活動費の不自然な支出について記者会見する野々村竜太郎氏。号泣しながら正当性を訴えた=平成26年7月1日、兵庫県庁
「返したくない気持ち」抑えられず

 兵庫県西宮市内のマンションの一室。郵便ポストにはチラシがたまり、夜になっても明かりがともることはない。生活感の消えたこの部屋には、昨年7月、泣きわめきながら政務活動費(政活費)の不自然な支出を釈明した「号泣県議」こと野々村竜太郎・元兵庫県議(48)が暮らしていた。

 そこから程近くにある全国チェーンのスーパーが元県議の“御用達”で、文具品購入を名目にした政活費のクレジットカード利用は年間約460回にも及んだ。買い物をしていた主婦(65)は「ここはごくふつうのスーパー。食料品や日用品しか置いていないのに…。本当に『生活費』だったんですね」とあきれたようにつぶやいた。

 1回あたりの金額は千円前後が大半で、17万7280円という高額分はカード明細の支出先を切り貼りして改竄(かいざん)し、国民年金の保険料支払いに充てていたという。

 問題発覚から約半年後の今年1月、元県議は、城崎温泉(兵庫県豊岡市)への日帰り出張や切手購入を装い、収支報告書に嘘の記載をするなどして政活費計約220万円をだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検された。手口が悪質なため、兵庫県警から起訴を求める「厳重処分」の意見がつけられており、異例の刑事訴追も視野に入る。

 4回の落選を経験し、ようやく念願の議員となったのに、なぜ詐取に手を染めたのか。元県議は捜査員にこう供述したという。

 「(供託金の没収など)選挙で出費がかさみ、手元に金がないと不安だった。一度手にした政務活動費を返したくない気持ちを抑えられなかった」

「カネに色はついていない」

 「号泣会見」で注目された政活費の不適切支出問題はその後、全国各地の議会に飛び火した。

 全市議40人中31人が総額約3千万円を不適切支出し、議長が2代続けて辞職に追い込まれた大阪府の東大阪市議会。架空の県政報告会の領収書で不正受給した徳島県議。妻と一緒に3泊4日で九州を“視察”した兵庫県議…。地方議員の「第2の報酬」と揶揄(やゆ)される政活費の実態が次々と明らかになった。

 だが全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士によると、「政活費の不透明さは今に始まったことではなく以前から地方議会の大問題だった」。

 平成24年の地方自治法改正で政務調査費(政調費)から名称が変わり、使途も「調査研究」に「その他の活動」が加えられた。十分な議論もなく、公私の線引きをあいまいにしたまま使途の範囲を拡大したことで不適切な使用例がさらに増えた。新海氏は「もし、あのときに野々村氏の問題が表面化していれば、すんなり法改正されることはなかっただろう」と悔しさをにじませる。

 後を絶たない政活費の不適切支出だが、関西のあるベテラン県議は「国会議員には公設秘書が付き、議員会館の部屋も無償で与えられるのに比べ、地方議員は人件費も事務所費も身銭を切っている」と“窮状”を説明。別の中堅議員はこんな本音をもらした。

 「カネに色はついていないので、つねに疑いの目で見られる。それならもっと柔軟に使わせてほしい」


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