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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3970チバQ:2015/01/06(火) 19:05:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150106ddlk29010423000c.html
選挙:知事選 生駒市長、出馬表明 山下氏「県政刷新」 現職と対決姿勢鮮明 /奈良
毎日新聞 2015年01月06日 地方版

 任期満了に伴う知事選(3月26日告示、4月12日投開票)で、山下真・生駒市長(46)が5日に記者会見し、立候補を表明した。山下氏は「県政刷新」を掲げ、既に3選出馬を表明している荒井正吾知事(69)が拒んできた関西広域連合への参加を主張するなど対決姿勢を鮮明に。首長として知名度のある山下氏が名乗りを挙げたことで、知事選はにわかに熱を帯びてきた。【宮本翔平、伊澤拓也、熊谷仁志】

 山下氏は同日夕に県庁で記者会見。「人口減少に有効な手段を打ち出せず、経済活性化も成果は出ていない。県政を刷新してほしいという県民の思いは渦巻いている」などと出馬の動機を語った。そのうえで、生駒市で過去5年間に人口が約4000人増えたことや、市債残高の減少など財政再建の実績を挙げて「首長が本腰を入れ、職員の英知を結集すれば道筋が立つ」と訴えた。

 選挙戦の争点としては、近畿圏で奈良県が唯一参加していない関西広域連合への加入などを挙げた。「奈良は関西経済の発展と共に発展してきた。県独自で政策を進める姿勢は疑問で、近隣府県と協力することで相乗効果が生まれる」とした。

 山下氏は以前から荒井氏と「摩擦」があった。

 県が県立医大移転などの構想を進めていた学研高山第2工区(生駒市)の開発は、市との調整が付かず頓挫。荒井知事が2012年に原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設の設置検討に言及した際には即座に反対声明を発表した。

 また、山下氏は「是々非々の関係を構築しづらくなる」などとして県内39市町村の首長のうち荒井氏の後援会代表に唯一就いておらず、同氏のトップダウン的な政治手法に批判を強めていた。

 山下市長は東京大卒業後、朝日新聞記者を経て司法試験に合格し、2000年に大阪弁護士会に登録。生駒市での宅地開発反対運動に携わり、06年に同市長選で現職の4選を阻んで初当選し、現在3期目。

 知事選では会社社長の岩崎孝彦氏(44)も出馬表明している。

 ◇任期中の表明に、市民困惑の声も
 生駒市長選で山下市長が3選して1年足らず。6月に開院する市立病院の要員確保、4月からの家庭ごみ有料化など市政の懸案が残る中での出馬表明に、地元では驚きや戸惑いの声も聞かれた。

 山下氏に近い市議は「戸惑っている。任期を全うすることを期待していた市民にどう説明責任を果たすかだ」と話す。一方、同氏に批判的な市議は「生駒市の懸案の後始末もできず、県政の問題を解決できるとは思えない」と突き放した。

 一方、生駒市では07年に前市長と元議長が絡む汚職事件が摘発され、山下氏の下で市政の透明化、職員の意識改革が進んだ。ある市幹部は「市政改革で山下市長の功績は大きく、職員のためには続けてほしかった」と話した。

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 ■視点

 ◇鍵握る支援態勢の構築
 若手市長として知名度がある山下真・生駒市長の出馬表明で、知事選は3選を目指す荒井正吾知事らとの激しい選挙戦になる見通しとなった。

 荒井氏は2011年の前回選で約29万票(得票率51%)を得て再選。ただ、批判票の受け皿となる形で県医師会長の新人が約22万票、共産党推薦の新人も約6万票を得票した。山下氏は前回同様に関西広域連合の不参加問題などを軸に現県政との違いを強調し、波に乗りたい考えだ。

 鍵は支援態勢の構築だ。荒井氏は前回選で政党推薦を求めなかったが、今回は昨年12月に出馬表明してすぐに「県政与党」の自民、民主、公明3党に推薦を要請し、組織固めに入っている。

 山下氏は企業経営者や市民団体などの支援を得て選挙に臨む考えだが、5日の記者会見では「現県政に疑問を持つ県民、団体、政党と幅広く連携したい」と述べた。

 昨年末の衆院選比例代表で県内で13万票を得た維新の党など、荒井氏と協力関係にない政党の動向も注目される。【宮本翔平】


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