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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3810チバQ:2014/07/31(木) 21:19:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140728ddlk30010242000c.html
どうする県都:迫る市長選/3 小中一貫校 /和歌山
毎日新聞 2014年07月28日 地方版

 ◇校区ならではの教育を
 小、中学校が連携して一貫教育に取り組む計画が和歌山市中心部の市立伏虎(ふっこ)中(同市七番丁、生徒数188人)と校区内の3小との間で進んでいる。市内の小中一貫校は初めてで、2017年の開校を目指している。

 小中一貫校の開校は数年前から全国で相次いでいる。文部科学省から指定を受けることが必要な「特例」との位置付けだが、文科省は現在、自治体の判断で導入でき、カリキュラムも柔軟に作成できるよう制度化する検討を進めている。県内では橋本市や紀美野町などで開校されている。

 利点として(1)中学進学時、教育環境の急変に子どもが対応できず、不登校やいじめの原因になりやすい「中1ギャップ」が解消できる(2)幅広い年齢構成での集団生活で豊かな人間関係を構築しやすくなる(3)一部教科で中学教諭が小学高学年を指導することで学習向上に結びつく−−などが挙げられる。文科省の調査では、実際に不登校が減少した例もあるという。

 和歌山市のケースは2011年1月、大橋建一市長が子どもの減少に対応した規模適正化と教育内容の充実を図るため、伏虎中と本町小(児童数106人)、城北小(同125人)、雄湊小(同214人)の一貫校を設立する方針を明らかにした。城北小の敷地とそれに隣接する公園跡地に新校舎(鉄筋一部5階建て、延べ床面積約1万4000平方メートル)を整備する計画だ。

 市教委はこれまで住民説明会を9回実施。保護者からは「6年間を終えた後に私立中にはスムーズに進学できるのか」「転入学の際、他校との学習進捗(しんちょく)状況の差による混乱は」などの懸念の声も聞かれた。

 伏虎中校区内の小学校に市内の他地域から6年前に移り住んだ会社役員の男性(38)には小学生の息子2人がいる。一貫校は「始まってみないと、賛成も反対もよく分からない」と話した上で「今のままだと1学年1学級で、新しい友達に出会う機会が限られている。学校規模が大きくなるのは歓迎」「私立中学校への進学を考えている人はギャップが大きいのでは」と思いを巡らす。その上で「ここは他校区よりも多くの業種の職場がある。地域の人から、さまざまな生き方を学べるような教育を進めてほしい」と注文する。

 市教委教育政策課は「国の学習指導要領にのっとって進める。私立中受験や転入学に問題がないように、また、学習意欲が高まるよう取り組みを充実させたい」と話し、郷土学習の導入や、城北小が取り入れている英語学習の継続などを検討をしている。市教委には国の方針に沿うだけではなく、校区の特徴に合わせてどう生かしていくかが問われそうだ。【入江直樹】


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