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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3806チバQ:2014/07/31(木) 21:11:52
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140731/wky14073103580002-n1.htm
【課題を追う 和歌山市長選】
(中)宿泊客の伸び悩み 観光地連携で打開策を
2014.7.31 03:58
 映画「天空の城ラピュタ」の世界に入り込んだようと話題を集める友ケ島、“招き猫”ぶりを発揮する三毛猫駅長の「たま」や「ニタマ」−。

 和歌山市の観光といえば、和歌山城や紀三井寺、和歌浦などが定番だが、今やインターネットや口コミなどで、新たな観光スポットが誕生している。

 戦時中に築かれたレンガ造りの砲台跡などが残る友ケ島。夏休みに入った7月末の休日、島に向かう船には多くの観光客が乗り込んだ。戦争遺跡としての歴史的価値とともに、若者たちの心を引きつける。

 「整理券は11時ごろ売り切れました。これ以降の船での日帰りは難しいです」。昼過ぎ、船出発30分前に流れたアナウンスにがっかりする人の姿が目立つほど、島観光は人気を集めている。

 和歌山市と紀の川市を結ぶ和歌山電鉄貴志川線にも、連日国内外から大勢の観光客が押し寄せる。

                 ■   ■

 市の平成25年の観光客数は、前年比約27万人増の約610万人。さらに今年は世界遺産登録10周年に加え、県とJR西日本が主催し、市も協力する「わかやまデスティネーションキャンペーン(DC)」効果も見込まれ、市は今年度の目標を617万人と弾く。

 市の観光客のピークは7年の約729万人だった。前年には「JAPAN EXPO 世界リゾート博」が開かれ、レジャー施設「和歌山マリーナシティ」が誕生。関西国際空港が開港し、NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」のブームなどで急増した。

 しかし、“観光バブル”は長くは続かなかった。観光客数はその後減少し、22年には約580万人に。紀伊半島豪雨や東日本大震災の影響で23年には550万人に落ち込んだ。市観光課の上田雅之課長は「PRが足りなかったのかもしれない。大型の誘致活動で集客が上向いた後も和歌山を訪れる人を増やし続けたい」と気を引き締める。

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 「和歌山は観光地としての魅力は十分にある。地域住民が地元に誇りを持って、町が元気になればもっと人も集まるはず」と話すのは、加太観光協会の利光伸彦会長。

 同地域では、深刻な人口減少や観光低迷などで悩んだ時期があった。そこで、地元の連合自治会や漁協、観光協会が22年に共同で立ち上げたのが「加太活性化協議会」だ。定期的な意見交換や住民からのアイデアを募集し、昨夏には30年ぶりに地域の盆踊りが復活、今年5月には加太春日神社の「えび祭り」も再開した。一時期11万人あまりだった宿泊客数も、13万人に増えたという。

 「行政に頼り切りにならず、地域が自分たちで魅力を磨いていくことも必要」と話す。

 ただし、市全体でみると、観光客のうち日帰りが8〜9割を占める。25年の宿泊客数は7年ぶりに60万人を越えたが、高野山や白浜などへの「立ち寄り場所」となっているのが現状だ。「宿泊客を増やして経済効果を上げたい」と市担当者。

 “和歌山ファン”をどれだけつかめるか。「今はキャンペーンなどで増えているが、問題はこの後。市内の観光地の良さを多角的に分析し、広域連携を考えれば、宿泊はついてくる」と指摘するのは和歌山社会経済研究所の木下雅夫常務理事。「基本はリピーターを増やすこと。『おもてなし』の心と地域の資源がうまくかみ合ってこそ観光客は増える」と話す。


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