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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3797チバQ:2014/07/21(月) 20:17:12

与党に“逆風”


 「選挙事務所に元気がない。大丈夫か」。選挙戦中盤の今月上旬、小鑓氏を支持する団体の幹部はこう漏らした。閣僚の失言や都議会での自民都議のセクハラやじ問題、さらに集団的自衛権行使容認の閣議決定など自民に対する反発が波及。街頭演説中や、選挙事務所に批判が多く寄せられるようになった。陣営幹部は「明らかに潮目が変わった」と感じた。

 事態を重くみた石破茂幹事長は、滋賀県内のすべての自民系県議、市議に電話でハッパをかけただけでなく、自ら滋賀入りして支援団体や企業などを回り、組織の立て直しを図った。

 また、党内一、二の集客力を誇る小泉進次郎・内閣府政務官や、アベノミクスを受け持つ甘利明・経済再生担当相ら“大物”を次々と送り込んだ。

 さらに、県総支部レベルでの推薦だった維新から、代表の橋下徹大阪市長が応援に駆けつけた。国政では野党として自民と対立する立場だが、「菅義偉官房長官からうちの松井一郎幹事長にじきじきに要請があった」と維新。近江八幡市のJR近江八幡駅前で演説に立った橋下氏は「アベノミクスで大阪の経済が上向いた」と持ち上げた。


嘉田氏の動きも誤算


 「なぜ閣議決定を急いだのか」

 小鑓氏を推薦した公明の支持母体の地方組織・滋賀創価学会の幹部は、集団的自衛権行使容認をめぐる政府の姿勢に不信を募らせた。これに対し、党本部は素早く対応。閣議決定の翌朝には、山口那津男代表が党県本部とのテレビ会議の席上、閣議決定について30分間にわたって説明。この映像をDVDにまとめ、学会の県内全支部に配布して理解を求めた。

 「これで少し相手をかわせた」。選挙戦最終日の12日夕、吉田清一・選対本部長は達成感をにじませた。しかし、結果は1万3千票差の敗北。3期連続で、非自民系の知事が誕生することになった。

 「平成24年の衆院選で嘉田氏が起こした新党騒動で『嘉田離れ』が進んだと思っていたが、人気は根強かった」と敗因を語る自民県議。「嘉田氏が熱心に選挙運動に取り組んだのも誤算だった」と肩を落とした。

 挙党態勢で臨んだだけに敗北の痛手は大きい。「県内の自民はいつの間にか組織力の弱い『風頼み』の党になっていた。このままだと党の再生は見込めず、この先の統一地方選や大津市長選も危うい」と地元選出の二之湯武史・参院議員。自民県連会長の上野賢一郎・衆院議員は「候補者の良さを伝えられなかった。今回の敗因をしっかり分析したい」と苦渋の表情を浮かべた。


県議会の自民は手ぐすね


 三日月新知事は22日、初登庁する。自民系議員が過半数を占める議会が再開され、知事と議会の駆け引きが繰り広げられる。自民党県連幹事長の家森茂樹県議は「三日月氏は『嘉田県政の継承』と簡単に言うが、エネルギー政策など衆院議員時代の主張と異なる点もある。就任以降、どういう考えを打ち出していくか注視したい」と臨戦態勢だ。


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