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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3432チバQ:2014/02/04(火) 20:06:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140204ddm003010036000c.html
クローズアップ2014:大阪・橋下市長、辞職表明 「選挙至上」手法再び
毎日新聞 2014年02月04日 東京朝刊

 ◇「何回やるのか」「愚弄している」
 市長を辞職して出直し選に打って出る考えを正式表明した橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)は、これまでも選挙で得た「民意」をてこに、施策を推し進めてきた。「選挙至上主義」とも評される橋下流については、首長と議会に反映された民意を尊重し合う「二元代表制」を軽視するとの懸念も根強い。

 「反対を乗り越えようと思ったら、市長選以外に何があるんですか」

 橋下氏は3日の記者会見で気色ばみ、出直し選の正当性を強調した。市長選で勝利すれば、都構想に反対・慎重姿勢をとる議会を無視してでも手続きを進める決意を示したものだ。同席した松井一郎大阪府知事(維新幹事長)も「議論を動かすためには大阪市民の民意が必要だ」と同調した。

 地方自治体は、首長と議員がそれぞれ選挙で選ばれ、相互に抑制し合う「二元代表制」がとられている。

 橋下氏は議会での多数派を手にするため、府知事時代の2010年4月に大阪維新の会を設立し、代表に就任。11年春の統一地方選で維新は、府議会と大阪・堺両市議会の第1会派を奪った。11年11月には府知事・大阪市長のダブル選に持ち込み、府市に「維新政権」を築いた。その後も、橋下氏は「政治はある種の白紙委任」「議論で解決できないことは選挙で決めるしかない」と繰り返し、選挙で勝てば自らの意向を全て実現できるとの考えを強くにじませてきた。

 ただ、11年統一選で過半数を得たのは府議会だけだった。今回、都構想に基づき市を分割してつくる特別区の区割り絞り込みに反対した法定協議会も、この際の「民意」が反映されている。メンバーは市長、府知事と、18人の府議・大阪市議の計20人で構成。議決に参加できない会長を除けば両首長含めた維新メンバーは9人で、他会派の協力が不可欠だった。しかし、野党のうち一定の協力関係にあった公明党は、都構想の具体的な内容や維新の拙速な議事運営を敬遠し始め、今回の決裂に至った。

 統一選とダブル選の「ねじれ」調整に失敗した橋下氏は、出直し選の結果に議会を従わせようとしている。こうした手法は、「首長、議会それぞれに示された民意のねじれを調整するのが民主主義ではないか」(自民党府議)と批判される。自民大阪市議団の柳本顕幹事長は「思い通りにならないから選挙をするのであれば、何回選挙をやるのか」と批判。公明市議団の待場康生幹事長も「2〜3月に予定された来年度予算案の議会審議を飛ばし、市長選に打って出るのは理解できない」と不信感を示す。

 一方、自民、民主、公明、共産の4党は出直し選への対抗馬を見送ることで、市長選の意義を限りなく低減させようとしている。有権者にはしらけムードも広がりかねない。

 前鳥取県知事の片山善博・慶応大教授(地方自治論)は「二元代表制は首長の暴走を止めるのが目的だ。自らが進めたい政策について、議会を説得できなかったから出直し選に踏み切るというのは、選挙を愚弄(ぐろう)している。政治力がないか、都構想の政策的な説得力がないということを、橋下氏は認めるべきだ」と批判している。【堀文彦、林由紀子、深尾昭寛】


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