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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3139チバQ:2013/09/16(月) 02:23:53
 因縁は4年前の市長選にさかのぼる。大阪府政策企画部長を辞めて出馬した竹山には有力な地盤や看板がなく、事務所開きは家族や知人ら数人だけで行った。自民、民主、公明が事実上相乗りした当時の現職相手に苦戦が予想された。

 潮目を変えたのは、大阪府知事だった橋下の応援だった。相乗り批判を前面に出し、戦況をひっくり返して完勝。「橋下知事と大きな改革をしたい」。当選の夜、竹山はそう語った。


「完全に裏切られた」


 しかし、このときは都構想はまだ形すらなかった。橋下が都構想を提唱したのは市長選の4カ月後、地域政党「大阪維新の会」が発足したのは7カ月後だ。

 府知事に松井、大阪市長に橋下が就いた大阪ダブル選から1カ月後の平成23年末、竹山は初めて公に都構想に対する見解を示した。「大阪府と堺市の間に二重行政はない」「堺市を分割することが、堺市民のためになるとは思えない」

 因縁を引きずったまま時が流れ、再び市長選が近づいた今夏、竹山はさらに、大阪市と府の再編にまで「百害あって一利なし」と踏み込み、橋下は「完全に裏切られた」と激怒した。

 「応援したのは大失敗だった。府幹部として、大阪府市の再編、堺市の再編で僕の考えは当然理解してくれているもんだと思っていた」。決定的になった溝。橋下は「まあいいですよ。最後は有権者に決めてもらう。とことんやります」と吐き捨てた。

 一方、自民や民主の支援など、4年前にはなかった組織力を得た竹山は、今回の選挙を「堺の自治を守る戦い」と位置づける。

 「維新の街頭演説の様子をお聞かせ頂きました。聴衆は4年前に比べ随分少なかったようですね」。竹山は8月27日のツイッターで、橋下が前日に堺市で行った街頭演説を取り上げ、揶揄(やゆ)した。

 余裕を感じさせる言葉だが、陣営には強い危機感がある。選挙での橋下の強さを、4年前の共闘で身をもって実感しているからだ。

 陣営幹部は、激戦を覚悟しながらも、表情をこわばらせる。「維新の議員を集めて『絨毯(じゅうたん)爆撃』をされるのではないか。前回は味方で心強かったが、その分、不気味だ」

(敬称略)


     




 15日告示、29日投開票の堺市長選は、堺市の大阪都参加への是非が大きな争点となる。都道府県並みの権限を持つ政令市となって7年。人口84万人の「大阪第2の都市」のかたちは、再び変えるべきなのか否か−。焦点や舞台裏を探る。


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