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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3072チバQ:2013/07/24(水) 22:11:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130724ddlk29010465000c.html
混戦:’13奈良市長選 仲川氏再選/下 自民、トリプル選唯一の敗北 /奈良
毎日新聞 2013年07月24日 地方版

 ◇保守分裂で追い風生かせず
 「以前は応援してくれた人が今朝、相手陣営のビラをまいていた。『こんちくしょう』と思いましたね」

 奈良市長選告示から2日後の16日、元衆院議員の森岡正宏氏(70)=自民推薦=は個人演説会で、愚痴をこぼして笑いを誘った。しかし余裕はなかった。「助けてください」。切迫した口調で演説を結んだ。

 森岡氏は奥野誠亮元衆院議員の秘書から政界入りし、衆院議員2期を務めた。2009年衆院選で落選して引退し、都祁地区で森林活用のNPO活動をしていた。「政治の世界に戻るつもりはなかった」という森岡氏を自民党県連が担ぎ出した。昨年12月の衆院選で政権を奪還した自民にとって、参院選と同日選の市長選を連動させ、相乗効果を高める狙いがあった。

 3月、現職の仲川げん氏(37)に続いて出馬表明した市議(当時)の池田慎久氏(44)から、自民に推薦の要請があった。党内の慎重意見を考慮し、扱いを約2カ月間保留して、女性や若手の民間人らに出馬を打診したが、資金面の事情などで断られ続けた。最後に白羽の矢を立てたのが森岡氏で、県連幹部が口説き落とした。

 誤算は、その間に次々と市長選への名乗りが上がったことだ。しかも、市議や県議、元市議、国政に出馬した元官僚ら一定の知名度や組織力のある候補ばかり。森岡氏は5月13日に出馬を表明したが、既に混戦模様を呈していた。「『あんたしかおらん』というなら、もっと早く言ってくれ」。森岡氏は演説会で冗談めかしたが、本音でもあった。

 国政で自民と連立する公明党は、高齢や政治信条の違いから森岡氏を推薦せず、自民の推薦を得られなかった池田氏は「ギアが上がった」と奮起した。元自民県連会長の父(故人)を持つ前県議、浅川清仁氏(58)=みんなの党推薦=も出馬し情勢は複雑化した。

 保守分裂は、仲川氏に有利に働いた。次点の森岡氏は仲川氏に約1万7000票差を付けられたが、池田、浅川両氏の得票と合計すると7万7000票余り。共倒れは明らかだった。落選が決まった21日夜、森岡氏は事務所で「もっと候補者が立派だったら勝てたんじゃないか」と自嘲気味に語り、再び政界からの引退を明言した。

 参院選奈良選挙区で圧勝した堀井巌氏(47)=公明推薦=は奈良市内で約9万8000票を獲得し、自民党は市内の比例で約6万票を得て「第1党」になった。市議選では自民公認の6人全員が上位で当選した。「追い風」を生かせずトリプル選挙で唯一の敗北を喫し、県連幹部は「不徳の致すところ」とうなだれるばかりだった。【釣田祐喜】

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 ◆確定開票結果

 ◇奈良市長選=選管最終発表
当 55154 仲川げん 37 無現

  38141 森岡正宏 70 無新

  24751 池田慎久 44 無新

  14631 中村篤子 55 無新

  14131 浅川清仁 58 無新

  13671 天野秀治 51 無新

  12016 大野祐司 52 無新


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