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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3071チバQ:2013/07/24(水) 22:10:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130723ddlk29010419000c.html
混戦:’13奈良市長選 仲川氏再選/上 「市民党」も得票3割 求められる「成果」 /奈良
毎日新聞 2013年07月23日 地方版

 ◇現職批判票、分散で有利
 過去最多の7人が県都の顔の座を争った奈良市長選は、現職の仲川げん氏(37)が混戦を抜け出して再選を決めた。勝敗を分けた要因などを追った。【釣田祐喜】

 「私が『ベストでない』と考えた方々に、理解してもらえるよう努力する」

 投開票から一夜明けた22日、仲川氏は記者会見で謙虚に語った。

 知名度や支援組織のある7候補が出馬した市長選は、再選挙の可能性も懸念された。仲川氏が集めた5万5000票強は有効投票の31・9%で、法定得票(有効投票の4分の1)を7ポイント近く超えた。仲川氏は選挙戦で、対抗馬の6陣営から1期目の市政運営を批判され続けた。当選を決めたとはいえ、投票者の7割近くが「ノー」を突きつけた。有権者全体に占める得票率では18・3%だ。

 仲川氏は「市民党」を掲げて選挙戦に臨んだ。14日の告示日。仲川氏はJR奈良駅前で第一声を上げたが、集まったのは約150人(陣営発表)。次点の森岡正宏氏(70)陣営は約500人(同)、3位の池田慎久氏(44)陣営は約700人(同)。政党や組織の支援を求めない運動を支えたのは、NPO法人時代からの知り合いや商店主らだった。初当選した2009年の前回選挙を支えた民主党や連合奈良には推薦を要請しなかった。

 「市長は不偏不党だから」。仲川氏は22日、選挙戦を振り返って語ったが、党派色を消した運動で得票は前回から2万票以上減った。「幅広い層から支持を得たい」という狙いが奏功したか、評価は難しい。しかし、候補者乱立で批判票が分散し、仲川氏に有利に働いた。

 対抗する陣営は、前回選で仲川氏を支持した無党派層の切り崩しにかかったが、選挙戦終盤に入っても「現職は強い」という声が聞かれた。「1期では短い」「若くて元気にやっているから」−−。投票日、仲川氏に投票した有権者に尋ねると、さまざまな答えが返ってきた。実績を具体的に挙げて評価する声は少なかったが、「もう少しやらせてみては」という心理がうかがえた。

 こうした空気は、組織の側にもあった。「市長選は仲川氏に」。6月下旬、連合奈良傘下の産別が呼びかけを始めた。連合奈良は市長選で「自主投票」を決めたが、幹部は「4年前に政策協定を結んで推薦した経緯がある。候補者の中で最も近い立場だった」と言う。市役所改革で大なたをふるったことで公務員系労組は動かなかったが、水面下では仲川氏支持に回る組織があった。

 仲川市政2期目は、クリーンセンターや火葬場の移転建設問題など、積み残しの難題が控える。「批判票を真摯(しんし)に受け止める」と語る仲川氏は次の4年間、有権者が納得する成果を求められる。


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