したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3067チバQ:2013/07/22(月) 23:55:46
==============

 ■視点

 ◇初心帰り現場主義を
 「地方に財源を与ふれば 完全な発達は自然に来る 地方分権丈夫なものよ ひとりあるきで発てんす」

 1928(昭和3)年、大正デモクラシーを経た初の普通選挙で、当時の「政友会」が掲げたスローガンだ。地方分権改革を進め、地方自治体に財源を移管すれば、自然と発展することをうたっている。この80年以上前から変わらぬ地方の強さ、その源泉はどこにあるのか。地方自治体の「現場主義」こそ、その答えの一つだろう。

 毎日新聞は知事選と参院選の「ダブル選」を前に、日本の「縮図」と言われる兵庫県政の「現場」から国政を見通す政策企画「縮図は語る」を7回連載した。受注減に悩む町工場の経営者、山間部で農業にかける若者、そして将来の大地震におびえる淡路島地震の被災者−−。どのテーマにも共通して「現場」の持つ生々しい現実と、それに向き合おうとする地方自治体「兵庫県」の姿があった。

 顧みるに、中央省庁が集う「霞が関」は、地方の「現場」とどれだけ向かい合っているだろうか。机上ではじかれる数字、府省内の部門間でもまれる文書、そして国会議員や業界団体との「パワーバランス」で決まる施策の数々−−。黙々とこなされていく“作業”には、その先にある地方の「現場」の思いや空気を知る由もない。

 「現場」に近い地方自治体が地方のことを決める、という地方自治の原則は「現場主義」の裏表でもある。「現場」を知り抜くからこそ、試行錯誤を繰り返し、その限界に憤り、限界を突き破ろうと分権改革に突き進む。この強固で理想的な好循環も「現場」を忘れてしまえば瓦解(がかい)し、「霞が関」化することを忘れてはならない。

 21日投開票された知事選で、県民は井戸敏三知事に、さらに4年間を託した。「初心に帰る思いで立候補した」。告示日の4日、井戸氏の第一声だ。であるならば、「現場主義」をおろそかにするような愚行を、よもや演じることはないだろう。【石川貴教】

==============

 ◇井戸知事4期目の主な公約
・県立学校の耐震化率を2015年度までに95%に引き上げ

・認定こども園を200施設に倍増

・乳幼児から中学3年生までの医療費を軽減

・次世代のエクサ級スーパーコンピューターを誘致

・但馬牛の繁殖雌牛を2万頭に

・1人1日あたりのゴミ排出量を2015年度に07年度比で15%削減

・小学4年生までの35人学級と、5、6年生の「兵庫型教科担任制」を全県で導入

・乗降客5000人超のすべての駅でバリアフリー化実現

==============

井戸敏三(いど・としぞう) 67 無 現(4)

 関西広域連合長[歴]佐賀県財政課長▽宮城県財政課長▽静岡県総務部長▽運輸省航空局環境整備課長▽自治省政治資金課長・文書課長・地方債課長・官房総務課長・官房審議官▽副知事▽東大=[公][社]


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板