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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2854チバQ:2013/03/29(金) 21:47:03
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130329ddlk28010430000c.html
矢田・神戸市長:退任表明 「後継白紙」各党瀬踏み 12年ぶり新人の争いに /兵庫
毎日新聞 2013年03月29日 地方版

 今年11月に任期満了を迎える神戸市の矢田立郎市長(73)が3期12年での退任を表明した28日、今秋に予定される市長選に向けた動きが一気に火蓋(ひぶた)を切られた。前回09年は矢田市長が自民、民主、公明3党の相乗りから民主党にシフトしたことで党派色が増した選挙戦となったが、12年ぶりに新人同士の争いとなる今回は各党・各会派とも永田町の動きもにらみつつ、構図をどう描くか瀬踏みを続ける日々が続きそうだ。【錦織祐一、渡辺暢】

 前回の選挙後は与党として支えた自民の安達和彦・市議団長は「95年の阪神大震災後の『負の遺産』を背負いながらも、行財政改革を進めた」と評価。後継は「まったくの白紙。新しい発想と強力な発進力、リーダーシップを持つ人を支援したい」と述べた。

 前回は矢田市長を単独推薦した民主の前島浩一・市議団長は「震災後の破綻状態の財政を健全化させたのは高く評価できる。医療産業都市やスーパーコンピューター『京』など神戸の将来を堅実に進めた」とねぎらった。

 一方、前回は樫野孝人氏(49)を支援したみんなの党市議団の大石欣則団長は「60年以上も公務員出身の市長が続き、民間活力の起用や企業の活性化は思ったように進まなかった。情報発信も不十分」と批判。「“民間人市長”の誕生を期待したい」と今回も引き続き、樫野氏を支援する意向を示した。

 独自候補の擁立を目指している共産の森本真・市議団幹事長は「プラスに評価できるところはない。市民サービスは下がる一方、神戸空港や医療産業都市など市民が望んでいないことしかしていない」と批判を強めた。

 ◇“ミナト神戸”復興目指し−−神戸空港、ポーアイ2期
 11月に任期満了を迎える神戸市長選に立候補しない意向を28日、正式表明した矢田立郎市長。12年にわたる「矢田市政」の歩みを振り返ると、阪神大震災(95年)で壊滅的ダメージを受けた神戸港に象徴される“ミナト神戸”の復興を目指そうと、カジを進めた軌跡が浮かび上がる。

 神戸港は「200万TEU(20フィートコンテナ換算個数)を稼ぐ港」と称され、73年には1000万トンを超えるコンテナ貨物取扱量で世界一を誇った。ところが、阪神大震災で取扱量は激減。韓国・釜山やシンガポールなどアジアのライバル港の台頭が、さらに追い打ちをかけた。

 これに対し、国は04年、国際競争力の向上を目指す「スーパー中枢港湾」の一つに神戸港を指定。10年には「国際コンテナ戦略港湾」に名を変え、さらなる重点化が図られた。矢田市長もコンテナヤードの整備やポートアイランド2期を造成するなど、国の流れを促進。市民の世論を二分するほどの賛否を招いた、神戸空港の開港にも踏み切った。

 10年2月に完成したポーアイ2期は、スーパーコンピューター「京(けい)」やライフサイエンス分野の産業を集積する「医療産業都市」の舞台としての姿も帯びてきている。08年10月には、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「デザイン都市」に認定されるなど、求められるべき港像は多様性をみせる。

 山を切り開いて開発し、その土を活用して人工島などの造成を進めた神戸独自の港開発の手法は、かつて「山、海へ行く」と呼ばれた。南海トラフ巨大地震の被害想定が深刻さを増す中、矢田市政を継ぐ担い手には、新たな「ミナト神戸」をどう描くかが立候補の最低条件であることは間違いない。【石川貴教】

〔神戸版〕


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