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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2616チバQ:2012/10/09(火) 23:38:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121005-00000174-mailo-l25
3市長選を問う:野洲・湖南・甲賀 湖南、「核なき町」発展に手腕 /滋賀
毎日新聞 10月5日(金)16時20分配信

 湖南市役所東庁舎がある同市中央付近に、JR甲西駅や大型スーパー、郵便局などが集まっている。しかし中心部と呼べるほど商店や企業の集積があるわけではない。旧甲西町と旧石部町の合併で04年に誕生した同市は、住民が主に7地区に分かれて暮らす。コミュニティーが分散した様はしばしば「核がない町」と形容されてきた。
 「市街地としての核はある意味で中央集権的な考え方。なければ地域が独自に発展すればいい」。同市でまちづくりを担う新しい公共推進課はそう話す。実際、7地区のまちづくり協議会は地域に合った独自の取り組みを続けてきた。
 近年、団地として開発され住民同士のつながりが薄い石部南地区は、防災対策でかまどベンチを設けるなど、横のつながりを意識したまちづくりを展開。昭和中期に商店街が栄えた下田地区は、当時のにぎわいを再び取り戻そうと「時空の十字路」と銘打ってグッズ販売などを始めた。
 ◇ソフトパワー
 しかし地域ごとの発展は、旧2町の間に垣根を残しかねない。合併後の“湖南”のまちづくりで、市の一体化に重要な役割を担ったのが文化中心のソフトパワーだった。
 最も成功した例が、合併後の05年に始まった「湖南三山」だ。国宝の本堂がある旧石部町の常楽寺と長寿寺、旧甲西町の善水寺を、湖東三山にあやかり湖南三山として紅葉シーズンにPR。観光客が増え“湖南”の名前も広まり、市の一体感が生まれた。今年57年ぶりに本尊を開帳する長寿寺の藤支慈道住職(81)は「年間1000人だった参拝客が、今は紅葉の時期だけで2万人訪れる」と話す。
 市は他にも人気漫画「名探偵コナン」とタイアップした取り組みや、市名をもじった「こにゃん市長選」などで新市名を盛んにアピール。一体感の醸成に努めてきた。
 旧2町は対等合併だが、当時約1万2000人だった旧石部町の人口に対し、旧甲西町は約4万3000人。住民が「吸収」と受けとめればしこりが残る。同市は近年、施策として障害者福祉や市民出資の太陽光発電を重視するが、いずれも旧石部町発。重要な資源があったことも確かだが、「しこりを残さない配慮もある」と市関係者は話す。
 この構図は市長選にも影響を及ぼしている。旧石部町の住民が合併後8年をどう評価するのか。これまでに出馬表明した候補者はいずれも旧甲西町に地盤があり、「石部票」に注目が集まる。こうした動きを「せっかくまとまりつつある市に溝ができる」と懸念する市民の声もある。
 核のない町をどうまとめるのか。市トップの手腕が問われている。【石川勝義】

10月5日朝刊


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