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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2502チバQ:2012/07/16(月) 19:51:40
 文楽も改革の声は上がり始めている。人形遣いの桐竹勘十郎さん(59)は「お客さんの立場で考えると、まだまだできることはある。もっと親しんでもらえる芸能にしていきたい。われわれはどこにでも行きます」。三味線の人間国宝、鶴澤清治さん(66)は「たとえばプロ野球のように一軍、二軍制にして技芸が向上すれば一軍にあげる。そういう厳しさも必要。それが本来の芸の姿」と語る。


最後に支えるのは市民 文化・芸術は都市の品格


 橋下市長の“聖域”なき改革は大フィルや文楽に意識改革という課題を突きつけ、一方で市民側の問題点も明らかにした。

 大阪観光コンベンション協会会長の津田和明さん(78)は「文楽やオーケストラは街が持つ文化の厚みとして、その都市の品格に欠かせない」と話す。

 津田さんはかつて、国立文楽劇場を統括する独立行政法人・日本芸術文化振興会理事長を務めた。「一度、東京に基軸を移してはどうか」と文楽の人たちに提案したことがある。しかしその時、文楽の技芸員から「私たちは350年間大阪でやってきた。大阪を離れるつもりはない。大阪に根を下ろしてやっていく」と強い抵抗に遭ったという。

 津田さんは「文楽の人たちはそれほど大阪を大事に思い、腰を据えて大阪の文化を担ってきた。そこに市民はもっと感謝しなければならない」と訴える。

 作曲家の三枝成彰(しげあき)さん(69)は「東京では15分で完売するチケットが大阪では売れない。そういう土壌で生まれたのが、橋下市長。大阪の人たちはもっと芸術や文化に勤勉になるべきだ。芸術や文化を支えるのは最後は市民だということを忘れてはいけない」と話した。





 この連載は亀岡典子、坂下芳樹、豊田昌継、田野陽子、安田奈緒美が担当しました。


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