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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2179チバQ:2012/02/10(金) 21:27:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20120208-OYT8T01191.htm
2012 草津市長選 市政の課題 沈む商店街 人口増 県内2位なのに



にぎわい駅前に集中


人通りもまばらな本五商店街(草津市草津) JR草津駅に近く、草津市中心部にある「本五商店街」(草津)の自転車店「サイクルショップナガサカ」。昼間で営業中だが、店内は薄暗く、電灯も消されている。店主の長坂行雄さん(75)は「1日の売り上げが電気代にもならないことがある。寂しいけれど、もう商店街としてはやっていけない」。閑散とした通りを見つめ、ため息をついた。

 旧東海道と旧中山道が交わる宿場町として栄えた草津市中心部。市役所近くの75メートルほどの小さな通りに、最盛期は約20店舗が軒を連ねた。だが、1994年に南草津駅が開業し、駅周辺にスーパーや量販店、フランチャイズの飲食店などが建ったあおりで、客足が遠のいた。

 店主の高齢化で廃業も相次ぎ、2011年2月には5店舗に。市商店街連盟に加盟できる店舗数(6店舗)を下回り、同年3月で脱退した。長坂さんの店は父親の代からで、創業約80年。なじみの客が多く、営業は続けているが、「とても生活できない」と、息子2人には跡を継がせなかった。



 草津市は10年の国勢調査で、人口が13万人を突破した。5年前からの増加率も約8%と、県内で守山市に次いで2番目に高い。京阪神のベッドタウンとして宅地開発が進み、特に若い子育て世帯の転入が多い。JR草津駅は、1日の乗降客数が5万5308人(10年度)と県内の駅では最多だ。

 だが、駅周辺の中心市街地の商店街では、“地盤沈下”が続く。市商店街連盟によると、02年に359店舗あった加盟数は、今は281店舗に減った。国道1号につながる同駅東口には、計1万1000平方メートルに及ぶ大型商業施設の跡地2か所が10年以上、野ざらし状態になっているが、跡地利用は決まっていない。

 市も危機感を募らせ、新年度から同駅周辺を対象に「中心市街地活性化基本計画」の策定に乗り出すことにした。認定されれば国から街づくり活動への補助金が下りる。にぎわい作りの〈起爆剤〉にする考えだ。



 市内最大の63店舗で構成する「草津駅西口商店街」も、駐車場があって便利な近くの大型商業施設に客が流れるなど、現状は厳しい。集客を復活させる足掛かりにと、連盟と商店主らが先月、バレンタインデーを絡めたイベントを初めて実施した。

 チョコレート作りに使う材料を〈ラリー形式〉で、商店街の店舗から調達する企画で、親子連れら約60人が参加した。店先で材料を配った男性店主(46)は「新住民の中には、商店街の存在を知らない人もいる。知ってもらう努力が必要だ」と話した。

 人口増が中心市街地のにぎわいと必ずしも比例しない今の流れ。地域バランスの取れた活性化への道筋を示すことが求められている。

 12日告示、19日投開票の草津市長選を前に、市政の課題を2回に分けて報告する。

(2012年2月9日 読売新聞)


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