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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2178名無しさん:2012/02/10(金) 19:44:26
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000001202100003
八幡市長選 課題を探る(下)
2012年02月10日


手作りの弁当を食べる中学生。コンビニで「買い弁」する生徒もいる=八幡市



               中学給食 導入ゼロ






               研究会、昨年夏に始動







 公立中学校での給食実施をめぐり、各地の自治体で議論が高まっている。全国の実施率(2009年5月)は81・6%だが、府内は61・7%。八幡市は、舞鶴、宇治、京田辺、長岡京などの市とともにゼロだ。


 午後0時40分、八幡市内の市立中学校。生徒たちが机に昼食を広げる。校長は「過半数は家庭で作った弁当だが、コンビニでおにぎりやパンを買ってくる生徒もいます」と説明する。


 市はこれまで、「成長に個人差がある」「親子の絆を深めてほしい」といった理由で、弁当持参を原則としてきた。中学3年と1年の子どもを持つ森下郁代さん(44)は「給食があったらうれしい」という。


 フルタイムで働きながら毎日、弁当を作る。子どものクラブの朝練習に合わせ、午前6時前から準備することも多い。「彩りぐらいなら気をつけられるが、栄養バランスまでしっかり考える余裕はない」


 08年に市がまとめた報告では、昼食をコンビニで買う生徒は全体で5%。朝食を家で食べない生徒は全体で7%いた。


 市八幡福禄谷の会社員、中村秀雄さん(58)は、給食の実施を求める内容を盛り込んだ請願を05年から市議会に出し続けている。「食事の栄養に不安がある生徒はいる。成長期にそういう子どもを出したくないという思いがある」。昨年12月には、約4200人の賛同を集めた請願が、議会では不採択となった。


 府内ではここ数年の間に公立中学校の給食実施が木津川市で100%、京都市でほぼ100%実施された。現在、25%の南丹市でも完全実施が決定。舞鶴市も前向きな検討を始めた。八幡市は昨年夏、研究会を設けて事例の調査を始めた。


 ただ、実施した自治体では利用率の低さに頭を悩ませるところもある。大阪府富田林市は07年、選択制の給食を導入したが、利用率は平均して3割未満にとどまる。13億6千万円かけて8校に調理室を整備し、運営費は年に1億5千万円かかる。利用率が上がらない理由を調査し、5割の利用率を目指す。


 八幡市でも、弁当を持参できない生徒に配慮して業者の弁当を注文できる制度を06年に始めたが、利用率はおおむね1%未満だ。


 市で各中学に調理室を整備して給食を実施する場合、昨年6月時点での概算では整備費が約8億円、維持費が年1億2500万円かかるという。この支出をどう考えるか。中村さんは「できるかどうかの判断材料を詳細に提示し、前向きな議論をもっとしてほしい」と話す。


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