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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1845チバQ:2011/10/23(日) 18:21:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000200-mailo-l29
橿原の選択:2011年/下 自治体の境越え広域観光の拠点に /奈良
毎日新聞 10月21日(金)15時12分配信

 ◇参拝客だけでは…
 橿原市は国の特別史跡・藤原宮跡など数多くの文化遺産に恵まれているが、観光客の誘致にうまく結びつけてこなかった。観光客数は減少傾向にある上、大半は橿原神宮への参拝客で、幅広い経済効果が得られていない。市は単独での取り組みから、古代日本の中心地「飛鳥地方」であることを前面に押し出そうと、明日香村などと観光面で協力を強めている他、さらに広域の中南和の観光拠点としてアピールするなど模索が続いている。
 橿原市には「藤原宮跡」と「本薬師寺跡」が国の特別史跡に指定されるなど、国指定文化財は計30件もあるが、観光に結びついているとは言い難い。同市を訪れる観光客数は09年は381万8000人で、10年前の99年より19万6000人も少ない。さらに、市観光課によると8〜9割が橿原神宮への参拝を目的とした人が占めているという。
 同市が、隣接の自治体と協力して観光客の誘致に取り組み始めたのは09年から。同市と高取町、明日香村でつくる「橿原・高市広域行政事務組合」の3市町村の範囲に、ちょうど飛鳥時代の日本の首都「飛鳥」が含まれることから、3市町村の観光スポット100カ所に、携帯電話のカメラで情報を読み取る「QRコード」を利用した案内板を設置し、全国的に認知度の高い「飛鳥」を前面に押した宣伝に乗り出した。
 同事務組合は昨年、奈良市出身の河瀬直美監督に依頼し、3市町村を舞台にした映画「朱花(はねづ)の月」を製作。映画は今年のカンヌ国際映画祭に出品され、全国の劇場で公開されている。総製作費1億円のうち、事務組合は7000万円を支出し、橿原市は大半の6300万円を負担した。投資に対する効果の検証はまだ行われていないが、同市は「アピールする際の重要なツールになっている」と評価する。
 飛鳥地域を越えて、中南和を巻き込んだ取り組みとして、同市は今年4月、近鉄大和八木駅前の一等地に、鉄筋コンクリート5階建ての市観光交流センター「かしはらナビプラザ」をオープンさせた。同市が総工費(土地取得代含む)約10億円をかけて建設し、1、2階の「観光コーナー」では、中南和地域の観光情報を幅広く提供している。同センターでは、これまで21件の観光イベントが開催さたが、橿原市だけをアピールするものはほとんどなく、大半は他市町村や、橿原市を含んだ広域観光を紹介するものだ。
 山崎貴浩・市観光課長は「観光に自治体の境は関係ない。そのことに遅まきながら気がついた。奈良の広い地域を回る観光客に対応する取り組みは、一つの自治体では難しい。橿原は中南和観光の拠点となっていかなくてはならない」と話す。同市は今年度中に、中南和の自治体に呼びかけ、観光に関する協議会を設立させる。
 橿原市長選は23日告示され、30日に投開票される。【高島博之】

10月21日朝刊


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