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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1844チバQ:2011/10/23(日) 18:21:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000192-mailo-l29
橿原の選択:2011年/上 ニュータウン高齢化、市の活性化構想に抵抗感 /奈良
毎日新聞 10月20日(木)13時54分配信

 ◇「ここが終の住み家」
 任期満了に伴う橿原市長選は23日告示され、30日投開票される。市長には、かつて市の1割の人口を占めたニュータウン住民の高齢化の問題や、貴重な文化遺産を多く抱えながら、観光客の誘致に結びつけていない現状など、今後の市の発展や活性化に避けて通れない課題への対応が求められている。【高島博之】
 今年7月、橿原市白橿町の一戸建て住宅で、一人暮らしの高齢男性が亡くなっているのが発見された。近所付き合いが少なく、死後1週間以上たっていた。中井靖教・白橿地区自治委員会長(73)は「こういったことが起きるとこたえる。年に数件は高齢者の孤独死がある」と話す。
 白橿町はかつて「橿原ニュータウン」と呼ばれ、高度経済成長に伴う住宅需要に応えるため、1962年に同市南部に計画された。入居が本格化したのは1969年。入居者の中心は30〜40代の子育て世代が占め、73年には人口5000人を突破。ピークの92年には1万1280人(3385世帯)となり、市の総人口の約1割を占めるようになった。
 しかし、地縁や血縁のない人々が集まって作り上げた町のため、入居世代の子供たちが外に出て行くケースが多くなり、今年7月末の人口は8448人まで減った。さらに深刻なのは高齢化で、同時期の65歳以上の高齢者が占める割合「高齢化率」は市平均の21・6%を上回る27・0%。市内11地区で最も高い地域となり、住民の中には、現在の白橿町を「オールドタウン」と呼ぶ人もいる。
 市は09年度から、市全体の高齢化や地域活性化対策のモデル地域として白橿町を選び、今後の町づくりについて地元と話し合いを重ねている。白橿町の持ち家の高齢世帯を、駅前など利便性のよい賃貸住宅などに住み替えを促し、空いた家は若い子育て世帯に貸し出す仕組みを作ることで、高齢化と少子化の対策を同時に行う構想を持っている。
 しかし、地元の反応は芳しくないようだ。民生委員として独居の高齢者などの生活に気を配っている山本邦彦さん(66)は「高齢化や、老人同士の介護など大変な問題はたくさんあるけれど、助け合ってやっていけるはず。自分はここが終の住み家だと思っている」。
 当初から活発だった自治会活動は、担い手は高齢化したものの現在でも盛んに行われている。住民の自治会加盟率は95%で、公民館や集会所では連日、100近いサークルが活動をする。昨年からは独居の高齢世帯などを見守るネットワークも構築した。中井会長は「見ず知らずの人が集まって、議論をしながら町を作ってきた。今でも環境を少しでもよくしようと、できることは住民同士でやっている。年を取ると新しい場所で暮らすことに抵抗を感じる人が多いのでは」と話す。

10月20日朝刊


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