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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1755チバQ:2011/08/21(日) 00:21:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110820-OYT8T00059.htm
枚方市長選あす告示 住みたい街へ施策急務


枚方市役所(右)前に建つ老朽化した市民会館。街の活性化にどう取り組むか新市長の手腕が問われる(枚方市で)  枚方市は北河内地域の中核都市として、比較的住みやすい街として知られるが、他都市と同様、少子高齢化により、人口減少など市を取り巻く環境は厳しさが増すと予想される。談合事件で前市長が逮捕されて4年。21日に告示される市長選を前に市の現状と課題を探った。(岡田健彦)

 大阪、京都の中心部へ短時間で行ける交通の便の良さに加え、市中心部のすぐそばに淀川が流れ、身近に自然を感じられる。

 「肩ひじ張らずに暮らせる雰囲気もいいし、市民活動が盛んで、自分のやりたいことができる」と、主婦(47)は枚方の魅力を語る。確かに、「枚方まつり」や「ひらかた人形劇フェスティバル」、「ひらかた市民合唱祭」など、運営が市民主体の催しは多い。市が昨年行った市民調査では、「住みよい」「どちらかといえば住みよい」と回答した人の割合は81%に上った。

 市財政も、人件費の削減効果などにより実質収支で12億円(2010年度)の黒字だ。だが、市税収入は不況などの影響で2008年度から減り続け、生活保護費は3年前に比べ約30億円も増えた。また、市総合計画では12年をピークに人口は減少に転じるとの推計があり、実際、横ばい状態にある。財政課職員は「決して楽観できる状態ではない」と言う。

 そんな中、街づくりにも課題が残る。市の玄関口、京阪枚方市駅南側にある老朽化した市民会館の建て替えと、それに伴う駅前の活性化だ。市民会館の大ホールは約1450席を備えるが、完成から40年が経過。音響設備は優れているとはいえず、耐震診断も今年度から行うという状況だ。市幹部は「文化活動が盛んな街なのに、枚方で練習を重ねた団体が響きのいい他市のホールで発表会を行うこともある」と嘆く。

 実は、市は1997年に文化会館を建設する予定だったが、財政難で計画を凍結した経緯がある。同駅北側に用地は取得済みで、市民会館を移転すれば、跡地を利用した駅前一帯の再整備も議論となる可能性がある。

 「枚方市駅前は活性化しきれていない。市民が誇りを持て、質の高いものを造れば市内外から人を集められ、駅前のにぎわいにもつながると思うが……」。市幹部はそう語る。

 一方、市の現状に対し、枚方で生まれ育ったという男性(50)は「市が今後、発展していくためにも、若者らが来たい、住みたいと思える、枚方の魅力を感じさせるような施策を打ち出してほしい。住みやすいだけの街はほかにもある。ソフト面も含め、効果的な取り組みを今しなければ、他都市の中に埋没して衰退しかねない」と危機感を抱く。

 厳しい時代の到来が予想される中、市民の満足度を保ちつつ、いかに市の魅力を高められるか。市民約41万人のかじ取り役を担う新市長の手腕が問われる。

 枚方市長選は21日告示される。再選を目指す竹内脩氏(62)(無所属)、前市長・中司宏氏(55)(同)、新人の共産党地区役員・三和智之氏(36)(共産)をはじめ、いずれも新人の市民団体代表・円若正彦氏(67)(無所属)、市民団体共同代表・大田幸世氏(62)(同)の5人による争いとなる公算が大きい。将来を見据えた街づくりなどの課題に加え、4年前に起きた談合事件の総括を巡り、激しい戦いが繰り広げられそうだ。投開票は28日。

 竹内氏は4年間の実績を強調、「市民が安心できる街づくり」を訴え、中司氏も12年間の市長時代の業績を挙げ、「徹底した行財政改革」を掲げる。三和氏は「若者ら子育て世代が輝ける街づくり」を公約にする。

 円若氏は「健康、長寿による生きがいのある暮らし」、大田氏は「平和で、原発のない社会の実現」をそれぞれ主張している。

 立候補の届け出は21日午前8時半〜午後5時に市役所別館で受け付ける。6月2日現在の選挙人名簿登録者数は32万9281人。

(2011年8月20日 読売新聞)


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