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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1709チバQ:2011/07/08(金) 23:10:43
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001107080002
副知事人事巡り攻防
2011年07月08日


県議会の一般質問に答える嘉田知事と、25日付で退任予定の米田副知事(中央)と田口副知事(右)=大津市京町4丁目の県庁

【統一選後初定例会/知事と自民県議団】


 4月の統一地方選後、初の定例会となった6月県議会は、単独過半数を得て攻勢を狙う自民党県議団と、県民から高い支持を受ける嘉田由紀子知事とが対峙(たいじ)し、関心を集めている。副知事人事をめぐり、水面下で「前哨戦」ともいえる攻防があり、双方の思惑が交錯した。


 7日開かれた議会運営委員会で、県側は総務省キャリア出身の米田耕一郎副知事(53)が今月25日付で退任し、後任に総務省消防庁総務課長の荒川敦氏(53)を充てる人事案を、最終日の19日に提出することを報告した。合わせて、県職員出身の田口宇一郎副知事(69)も25日付で退任することを報告。これは、県が1991年に副知事の定数を2人とする条例を制定後、一時期を除いて続けてきた副知事2人制が事実上、1人制へ戻ることを意味した。


 副知事人事をめぐる嘉田知事と自民党県議団の攻防は定例会が開会した6月24日に始まった。


 この日夜、知事側は自民側に新副知事の人事案を打診。加えて、田口副知事の任期が終わる12月まで、副知事の定数について協議を続けたい意向を示した。


 対する自民側は、県予算の削減を求める立場から副知事2人制には批判的で、県側の提案に難色を示した。さらには、定数を1減とする条例改正案を提出する可能性をちらつかせ、揺さぶりをかけた。


 代表質問が始まった6月29日、知事側はあっさり折れ、自民側から条例改正案を出さないことの言質を取らないまま、田口副知事が7月に退任し、その後任も置かないと説明。そのかわりに人事案を受け入れるよう求めたという。


 こうした知事側の低姿勢に対し、県議団内ではなお、人事案に応じても条例改正案を提出し、攻勢を強めるべきだとの意見が根強かった。だが、7月7日の一般質問後、対応を決めるために開かれた議員総会では、「2人目の人事案を出されても否決できる」として条例改正案は提出せず、人事案も受け入れることにした。ある県議は「人事案の提案説明で、県に『自民党側の配慮』を盛り込むことを約束してもらった」と溜飲(りゅういん)を下げる。


 ただ、自民側にも強硬姿勢を貫けない側面もある。2年前、自民系会派は、知事との対決姿勢を鮮明にするベテランと、「是々非々」路線への転換を求める若手とが分裂。さらに嘉田知事は昨夏の知事選で過去最多の約42万票を獲得して再選され、知事人気はいまだに脅威となっている。


 知事の姿勢をある県幹部はこう分析する。「総務省との関係を保つためにも、無事に人事案を通したいという思いはあったはず。だが、今回は主戦場ではないと考えたのだろう。どうしても通したい政策なら、きっと『議論』するはず」(千種辰弥)


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